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今回は『子供に健康でたくましく育ってもらうためには・・・。』をご紹介させて頂きます。

子供に健康でたくましく育ってもらうために、親御さんは食事や運動など様々な努力をされているかと思います。
しかし、食事や運動以外でも大人が子供の健康のためにできることって沢山あるんです!
今日はそんな子供を健康に育てるための方法として、とっても意外な3つの方法を紹介します。
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ペットを飼う

「赤ちゃんは免疫力が弱いからペットは飼えない」と思ったら大間違い。
もちろん、お父さんやお母さんがアレルギーを持っていたら飼えないかもしれないですが、赤ちゃんとペットが同居するとメリットが沢山あるんです。

・免疫力がつく
乳児期にペットと一緒に過ごすことによって、腸内細菌が増えて免疫力が高まるといわれています。
これは、ペットというアレルゲンに小さな頃から触れて生活していることで、逆に免疫がつくためです。
乳児期からペットと一緒に暮らしている方が、アレルギーや喘息予防になったり、生後一年間の咳や鼻風邪などの呼吸疾患に罹患する割合が減るなどの研究結果も出ています。

・情操教育に良い
ペットという命に触れることで、国語、算数、理科などの知識教育では学べない、感情や情緒、想像力、道徳心などの心の動きを豊かにする教育ができます。
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泥遊びをする

大人にとって、子供が泥んこになって帰ってくるのは洗濯などの手間もあって厄介かもしれません。
しかし、ドロ遊びには意外な健康効果があるんです。

・免疫力がつく
土の中には沢山の雑菌がいます。
この雑菌に小さな頃から触れることで、雑菌に対する抵抗力を養うことができるのです。
さらに、屋外で遊ぶことで寒さにも慣れ丈夫な身体を作ることもできます。

もちろん家に帰ってからの手洗いやうがい、着替えなどはしっかりとやってくださいね。

・情操教育になる
小さな頃の泥遊びで、お団子だったりお城を作ったりという経験をしたことのある方は多いと思います。
このように、想像次第で色々なものが作れる遊びは、子供の想像力を育てるのに最適なんです。
また、砂や泥のザラザラした手触りはセロトニンという心をリラックスさせるホルモンを分泌させるそうです。
確かに子供の頃、砂や泥に手を突っ込むだけでいい心地だった気もしますよね。
子供の精神を安定させてストレス発散させるのにも効果的な遊びなんです。
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母親の愛情

かつては人間の健康や寿命には所得が関係があるとされていました。
低所得な人の方が寿命が短かったり病気が多かったりと言うデータが沢山あったんですね。
しかし最近の研究では、所得が低くても母親からの愛情をいっぱいに受けて育った人は圧倒的に病気が少ないということが判明したのです。

愛情とは、物を沢山買い与えたりだとか教育を沢山与えたりということではありません。
「自分が必要とした時にそばにいて寄り添ってくれたか」「自分の抱える問題やトラブルをどれだけ理解してくれたか」などということです。

幼少期の母親の愛情は、実は身体にも精神面にも一生涯通して関わってくるのです。
お母さんは、責任感もあると思いますが、あまり完璧にあれこれやろうしなくても大丈夫なんですね。
それよりも、リラックスし楽しんで子供に関わってあげることが、実は何よりも子供の健康のためになるんです。
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強い子供を育てるために

他にも、農家で育った子に花粉症は少ないなど、子供の頃からある程度アレルゲンに触れて育っている子の方が、病気にかかりにくい強い体に育っていることがわかります。
毒薬変じて薬となるとも言いますし、過剰な抗菌の習慣は子供を弱らせてしまうので、あまり躍起になってキレイを心がけすぎてもかえって子供にはよくないようです。
泥遊びなどはついつい汚れて叱ってしまいがちですが、強い子供を育てるためにも大目に見てあげてくださいね!
また、お母さん自身も自分の人生を楽しむことを忘れないように過ごすことが大事です。
お母さんが楽しく機嫌よく過ごすことが、どうやら一番子供の健康に関わってくるようです。