子供の歯磨き、親の「仕上げ磨き」は、スキンシップの時間♪

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『子供の歯磨き、親の「仕上げ磨き」は、スキンシップの時間♪』をご紹介させて頂きます。

仕上げ磨きは「歯をきれいに」が目的ではない

日本の家庭の約90%が子供の歯磨きで、親が「仕上げ磨き」を行っているそうです。それは、乳歯は虫歯になりやすいのと「できれば丈夫な歯にしてあげたい」という気持ちからでしょう。ところが、ついつい仕上げ磨きに力が入りすぎてしまいます。すると、痛がって子供の歯磨き嫌いがはじまるようです。

ママやパパが行う仕上げ磨きは、大事なスキンシップの時間です。仕上げ磨きは「子供の磨き残しをきれいにする」ことよりも、「歯磨きは楽しい時間」と子供に覚えてもらうことが大事です。楽しく仕上げ磨きをするための、次の5つの基本を覚えておきましょう。

(1)ママやパパの顔が見える姿勢で磨く
(2)軽い力で、小刻みに磨く
(3)スジを隠して磨く
(4)言葉をかけながら磨く
(5)おやすみ前を日課にする
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ママやパパの顔が見える姿勢で磨く

仕上げ磨きでは…
(1)子供の口のなかがよく見えること
(2)安全に仕上げができること
(3)ママやパパが自分を見ていてくれること、を考えた姿勢が大事です。

1歳までは、おっぱいをあげる抱っこの姿勢で磨くとよいでしょう。「抱っこ磨き」と呼ばれる姿勢です。1歳を過ぎたら、子供の頭をひざの上にのせて寝かせる姿勢の「寝かせ磨き」がおすすめです。少し足を開くと子供の頭が安定して、磨きやすくなります。

3歳を過ぎたころから「うがい」ができるようになります。そうなったら、歯磨き粉を使った歯磨きをはじめてよいでしょう。そのときは、起き上がって「すわり磨き」をするようにして、成長とともに姿勢を変えていきます。
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軽い力で、小刻みに磨く

仕上げ磨きのポイントは、「軽い力」で「小刻みに動かす」ことです。軽い力はだいたい150〜200グラム程度の力といいますから、文庫本1冊(あるいは単一電池1本分)を持ったときの重さくらいです。一度調理用のスケールで、力の入れ具合を計ってみるとよいでしょう。きっと、意外なほど「軽い力」だとわかります。

歯ブラシの毛先は歯の面にまっすぐあてて、5~10mmの幅を小刻みに動かします。乳歯は全部で20本あります。1本ずつ「ブラシの毛の先端をあてて、小さく磨く」という気持ちが大事です。

スジを隠して磨く

子供が歯磨きで「痛い」と一番感じるのは、上唇と上の歯茎(歯肉)をつなぐ「スジ」に歯ブラシがあたったときのようです。

上の歯を磨くときは、上唇を持ち上げて、歯ブラシを持っていない方の人差し指の腹で「スジ」を隠して行いましょう。そして、上唇が長い時間持ち上げられていると口が乾いて痛くなりますので、ときどき休憩します。

言葉をかけながら磨く

仕上げ磨きは、子供におもちゃを持たせて行うよりも、ママやパパが歌ったり、数をかぞえたり、お話を聞かせたりなど、言葉をかけながら行う「親子のふれあいの時間」にするとよいでしょう。

ときどき、頭やほっぺを「よしよし」と言葉をかけながら撫でるなどして、子供が喜ぶスキンシップを入れると、飽きずに頑張ってくれます。仕上げ磨きが終わったら「おしまい、ありがとうね」と声をかけることも忘れずに。子供は小さなことでも頑張ってやっています。ありがとうを伝えることで、自己肯定感を高めることにもつながります。
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おやすみ前の「仕上げ磨き」は日課にする

子供の歯磨きは、食後のたびに行うようにして、そのたびに仕上げ磨きができればよいのですが、なかなかそうもいきません。毎食後がむずかしいときは、おやすみ前はママやパパが「仕上げ磨き」の時間をとって日課にしましょう。

寝ているあいだは唾液の量が減るため、細菌が増えて虫歯になりやすい時間です。おやすみ前に十分な歯磨きができないと、朝起きたときに細菌は約30倍に増えるといわれています。おやすみ前は「自分で歯磨き + 仕上げ磨き」を子供とお約束して続けましょう。

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