今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『肌荒れの原因は腸にアリ?!宿便を取り除く方法とは?』をご紹介させて頂きます。

最近肌荒れがひどくなってきたと感じてきた人は、宿便についてご存知でしょうか。宿便とは、腸に長らく蓄積した便のことを指しており、体の中の腐敗物のひとつです。当然、こうした腐敗物は体に蓄積すると健康に悪影響を及ぼしますし、冒頭にお話した肌荒れに繋がることになります。宿便は便秘に悩んでいない健康体の人でも通常3キロ程度は溜まっているものです。多く宿便が体に蓄積しすぎると体が怠く感じたり体重増加にも繋がってきますので、早めに取り除いてあげる必要あります。そこで今回はそんな宿便を取り除く方法についてご紹介していきます。
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野菜や果物を積極的に摂取する

宿便を解消する方法の一番の良い方法となるのが、毎日の快便です。快便を毎日の習慣とするには食物繊維の摂取と水分の摂取は欠かせない取り組みとなります。そこで、朝食、昼食、夕食と必ず何らかの野菜や果物を摂取するように心掛けていください。特に腹持ちが良く食物繊維が豊富とされているサツマイモやゴボウは、毎日の食べる食材におススメです。サツマイモは甘みもあるので、おやつや間食として食べることも最適です。
現在の若者の食生活では、こうした野菜や果物を毎日食べないことも珍しくありません。宿便というのは、体の先天的な要因により蓄積されるものでもありますが、こうした食生活の乱れによるものも大きな蓄積の要因となりますので、ぜひ食物繊維と水分の摂取は意識しておきましょう。もし、毎日果物や野菜を食べることが難しい場合には、サプリメントや漢方で代用しても構いません。
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善玉菌を増やす努力が必要

便秘の要因となるものが悪玉菌であると同時に宿便の蓄積も悪玉菌は一役買っています。腸内の善玉菌が減少して、悪玉菌が増殖すると腸内活動が活発でなくなりこれが便秘や宿便の蓄積に繋がるのです。そのため善玉菌を増やす食生活も心掛けなくてはなりません。善玉菌を増やす食品としてまず挙げられるのがヨーグルトです。ヨーグルトには、カルシウムも豊富に含まれていますので、善玉菌を増やすのとの同時に骨格をしっかり整えることも可能となります。次に挙げる食品が納豆です。日本の健康食の代表とも言える納豆には、悪玉菌を駆逐して善玉菌を増やす作用があります。タンパク質を豊富に含んでいることから筋肉の生成や体の健康を考えて食べる人も多くいます。次に挙げるのがバナナです。前述した食物繊維の摂取にも役立つバナナですが、善玉菌の増加にも役立つ食材なのでこちらも朝食や間食として食べることをおススメします。
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プチ断食も効果的!

腸を休めるという観点からもプチ断食を実行してみることも宿便を取り除くことに効果的です。プチ断食は全く飲食しない断食とは違い、一定の間隔のみ食事を摂らないことを指しています。やり方の手順としては、まず断食する期間を決めます。1日単位で実行することが一般的ですが、半日から実行しても構いません。その後、プチ断食を決行する期間は基本的に、水やお茶、野菜ジュース、スポーツドリンクのみの摂取に留めて固形物を食べないように心掛けていださい。ビタミン剤やサプリメントは摂取していも構いません。こうすることで腸が休まり、便秘や宿便の解消に繋がります。プチ断食を終了し、固形物も食べるようになる時は一気にお腹が膨れるまで食べるのではなくスープやお味噌汁などの汁物から食べるようにしていきます。そうすることで体への負担を減らすことができます。

今回は肌荒れや体重増加に繋がる宿便を取り除く方法についてご紹介してきました。宿便は多く蓄積させると悪臭の要因となりますので、今回ご紹介した方法を早めに実行に移して健康的な体を手に入れてください。