今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『「母乳?ってよく聞かれるけどミルクじゃダメ?」』をご紹介させて頂きます。

赤ちゃんを連れてでかけていると、よく色んな方が話しかけくれますよね。「赤ちゃんかわいいね、男の子?女の子?」ここまでは、いいのですが、ついでのよ うに「母乳?」ってよく聴かれますよね。母乳で順調に大きくなっている赤ちゃんをのお母さんはいいかもしれないけど、混合で育てていたり、ミルクで育てて いると、なんか複雑気持ちになりますよね…。

ミルクで育てているお母さん、こんな思いしたことないでしょうか?「母乳?」って、あなたに関係ないでしょ!!って思いませんか?
この質問ってミルクで子育て中のお母さんのストレス源!!そこで今回、実体験を元に母乳とミルクについてお話していきます。
20161008d

【母乳の利点って何がある?】

1、お母さんの血液から作られるので、母乳から免疫力が移行します。そして、その時に赤ちゃんに必要な成分が作られているので、ベストな栄養源です。
2、お母さんと赤ちゃんのふれあいの場になります。
3、おっぱいを吸われることによって、お母さんの子宮の戻りがよくなったり、幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、赤ちゃんがかわいいという気持ちがより一 層大きくなるのです。
4、お母さんの血液から作られるので、無料です。
5、いつでも飲ませられます。

など利点は沢山ありますよね。

実際、母乳育児を推進している病院へ施設が増えてきていますよね。
私も、助産師として働いていたころは、母乳はいいという考えで、患者さんに伝えてきました。
もちろん子供を生んだときも、母乳で育てるって決めていたし、母乳で育てていました。途中までは…。
では次に欠点について書いていきますね。

【母乳育児で実体験を元に感じた欠点とは?】

1、ほ乳瓶の乳首を嫌がりミルクを飲まなかったです。
ある日、友達の結婚式に参加した時、こどもを主人に預けでかけましたが、帰ってくると、号泣しているこども、無惨に転がっているほ乳瓶、量が減っていないミルク、イライラしている主人…こんな感じで、ミルクを全く飲んでいなかったのです…。
そして、自分自身体調が悪く、薬飲まないといけないとなった時、乳首が違うことで全くミルクを飲んでくれない子供と何時間も格闘し、とても大変でした。
母乳だと、夜中は4時間おき、ミルクだとぐっすり寝て1回くらいしか起きない子供をみて、寝れるって幸せーと感じたのでした。

2、周りの目が気になりました。
車のなかで母乳のませてい時、某ハンバーガー店のドライブスルーを利用しました。某ハンバーガー店のお店の方は中年男性。後部座席でおっぱいを飲ませている私に気づき、ニヤニヤ。とても気持ち悪く、不快でした。

実際に子育てをして、思ったのです。
それではミルクの利点について書いていきましょう。

【ミルクの利点とは?】

1、ミルクの成分もよくなっきているし、誰でも飲ませられます!!
2、ミルク飲ませる時に目をあわせたり、くっついたりすること、抱っこなどでもコミュニケーションは充分とれます!!
3、ミルクは消化がゆっくりなので、腹持ちがよく、夜もぐっすり寝てくれます。なので、親もゆっくり休め、ストレスが減りました。この分、もっと子供と優しくふれあえました。

【ミルクの欠点とは?】
1、お金がかかります。
2、消化がゆっくりなので、頻繁にはあげれません。胃腸に負担がかかります。
3、ミルク作り、ほ乳瓶消毒などの手間がかかります。

まとめ

色んな事情で、ミルクで育てている方も多いと思います。確かに母乳には利点はあります。でも欠点もあると思うのです。もちろんミルクであっても、利点や欠点があると思います。
以上のことより自分がいいと思う方で、育てていいって思うのです。だって、子育てするのは、自分自身なのだから。
助産師として働いていたら、病院の方針に従って指導しないといけないのですが、内心はこう思っています。そして、知らない人から聴かれたら、堂々と「ミルクです」って答えちゃいましょう‼