早食いは健康を害するリスク大!直した方がいい3つの理由

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『早食いの危険性』をご紹介させて頂きます。

仕事が忙しく食事もなるべく時間をかけずに済ませなければならない人や、最近早食いをしている人が増えていると思います。
近年の食事傾向からもジャンクフードをはじめとする柔らかい食べ物を好んで食べる人も増え、よく噛まないで飲み込むこと機会も増えたことから、やはり早食いは増加してきました。

しかし、この早食いによって体に想像以上の負担をかけているかもしれません。
時間短縮のため意識的に早食いをしている人は、ゆっくり食事をするように気をつければ良いので苦ではないのですが、食生活から無意識に早食いをしてしまっている人は特に意識的に注意して食事しなければならないですね。
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早食いはやっぱり体に悪い!?

これから早食いをすることで生じる体への悪影響を説明します。

早食いをすることはまず肥満につながる恐れがあります。
これは早食いによって満腹感を感じる前に必要以上の食事をしてしまうからです。
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そもそも満腹感とは…

満腹感はどのように生まれるのでしょうか。
それには脳内の摂食中枢と満腹中枢という脳の指令部隊が関与しています。

脳内の視床下部と呼ばれる部位には、食事を促す摂食中枢と、食事を抑える満腹中枢があります。それぞれは血中の糖濃度によってコントロールされています。その一連の流れを説明します。

①血糖値が下がると、さきほどの摂食中枢から食事をとるように指令が出て、私たちは食事をします。
②そして食事から糖を吸収し、血糖値が上昇します。
③これによって血糖値が上昇し、満腹中枢が刺激され、私たちは満腹感を感じることができます。
④満腹感を感じると、満腹中枢によって食事が抑えられます。
⑤身体の活動を通して糖がエネルギー源として体内で利用されると、再び血糖値が下がり、また摂食中枢が刺激され、食事をとるというサイクルを繰り返します。
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早食いの満腹感への影響は?

このようにして私たちは満腹感を感じるのですが、食事から糖を吸収し、満腹感を感じるまでには約30分から2時間くらいの時間がかかると言われています。
したがって、早食いをしてしまうとこの満腹感を感じるまでの時間に食事を終えてしまうため、過食をしてしまう恐れが出てきます。

つまり、食欲をコントロールするには、満腹中枢を刺激するようにゆっくりと食事をすることが必要になります。

早食いは良くないことばかり!?

A) 急にたくさん食べることで、食物の消化にも影響を与える可能性もあります。

ほとんど口で噛まずに飲み込んでしまうことで、唾液によって十分消化されず、その分ほかの消化器に負担をかけてしまいます。熱いものや冷たいものを急いで食べてしまうことで、食道や胃に悪影響を及ぼし、癌化などの病気引き起こしてしまう可能性もあるのです。
やはり、口腔でしっかりと咀嚼することで唾液による消化を行い、効率の良い消化を行うことが必要になります。

B) 次に早食いをすることで糖尿病の危険も出てきます。

短時間で食事を済ましてしまうことで、血中の糖の濃度が急に上昇してしまうからです。この高血糖の状態が慢性的に続くと糖尿病になります。

C) さらに、たくさんの食べ物を胃で消化する際、眠くなってしまう恐れもあります。

それは食べ物を消化するために、消化管をしっかりと動かすことができる身体の状態になってしまうからです。このとき私たちの体の中では副交感神経が興奮した状態になります。これによって身体が活発に動くには非効率的な状態が生まれ、体が休まるように眠気が誘発されてしまいます。したがって仕事が忙しくて時間短縮のために早食いをすることは、眠気を誘発することを踏まえるとかえってのちの仕事の効率を悪くしていることになります。

以上の早食いによるデメリットに対して、早食いによるメリットはせいぜい食事の時間が短くて済むことぐらいです。
よって仕事のためにも早食いはなるべく避け、肥満になりにくい健康的な体を維持していかなくてはなりません。
しっかりと味わって食べることで生まれてくるメリットを考えると早食いは改善していく必要がありますね。

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