今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『顔にできたイボ』をご紹介させて頂きます。
スキンケアやメイクをしていて、ふと顔にイボがあるのを見つけたことはないでしょうか。いつのまにか顔にできていて、その大小に関わらず、一度見つけてしまうと気になってしまうのがイボです。今はイボに対してさまざまな治療方法が出ていますが、果たして一番有効な方法はどれなのでしょうか。顔にできるイボの治療方法についてまとめてみました。

■ウイルスによるイボの違い

そもそも、顔にできるイボの原因とは何なのでしょうか。シミと同じように、皮膚の代謝が悪くなった結果だと思う人も多いようですが、実はそうではありません。イボの原因は「ヒトパローマウィルス」というウィルスが原因なのです。このウィルスが、何らかの原因で出来た皮膚上のキズに入り込み、感染することでお肌にイボができてしまいます。しかも、ヒトパローマウィルスは100種類以上もの種類があり、顔以外にもイボができる部位はさまざまです。年齢や症状も、ウィルスの種類によって違っています。顔にできるイボには特徴があり、そのほとんどがやや隆起していて指で触ると皮膚との違いが実感することができるのではないでしょうか。大きさはお米よりも少し小さい程度で、色は淡い茶色がほとんどです。

■実は若い人に多い!

イボというと、加齢による皮膚の機能が低下してできるものというイメージからか、お年寄りに多いイメージかもしれませんね。しかし、実際には20歳前後の女性に多く見られるとされています。先に述べたウィルス性のイボは、1、2週間で消えてしまう場合もありますが、放置しておくとどんどん増えてしまう場合もあるのです。消えてしまうまでは、あまりきにせず触らないほうが良いでしょう。また、若い人に多いとしましたが、子供や年配の方にも発症する確率があります。家族の中でイボができた人がいる場合には、注意して観察するようにしてあげるといいでしょう。

冷え性

イボの適切な治療方法とは?

現在は、イボに対する市販薬がたくさん販売されています。どれも、お手軽に使用することができて便利そうです。けれども、原因のところで述べましたように、イボはウィルスから出ているものです。インフルエンザなどと同じように、人に感染する可能性があります。自分だけの判断で薬を使用したりせず、病院で診察を受けることをお勧めします。病院では、その人の体質や症状にあった治療方法が適用されるからです。イボの場合、投薬で治療を行う人もあれば、レーザーでイボそのものを取ってしまう場合もあるでしょう。いずれの場合にも、医師としっかり相談のうえ治療方法を選択することができます。また、ほとんどの場合が保険適用内ですが、場合によっては保険が適用しない治療方法も提示されるかもしれません。治療費の相談もしっかり行ってください。

■受診する診療科はどこ?

イボの治療を行うには、皮膚科か美容クリニックが主な受信先となります。最寄りの病院や過去の受診歴、口コミなども参考にしてもいいかもしれません。治療方法の項目でも述べましたが、保険適用の有無も含め、治療方法にはいくつかの種類があります。ご自分の体質やライフスタイルに合った治療が一番ですから、何でも相談できる医師がいるクリニックであることと、通いやすい場所であることが最大の条件ではないでしょうか。特に、イボは顔にできる厄介なものです。女性の一番大切な部分といっても過言ではないところですので、治療する場所も慎重に選んでいきたいところですよね。

まとめ
いかがでしたでしょうか。誰にでもできる可能性があるイボですが、その治療は慎重におこなわなければいけません。イボができたら自分で判断せず、専門のクリニックを受診するようにしましょう。

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