口内炎は体の悲鳴。ビタミンB2で早めの対処を!

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け! 今回は『口内炎』をご紹介させて頂きます。

口内炎をあなどらないでください。「口の中がもぞもぞする」だけで済まないことがあるからです。口内炎の原因のひとつにストレスがありますが、口内炎がさらにストレスを増やしてしまうのです。食欲不振や、味覚障害を引き起こす人もいます。
口内炎が小さいうちに、早めに対処しておきましょう。やっていただくことは、たった2つです。
その1:ストレス解消
その2:ビタミンB群の摂取
これだけです。
口内炎

2種類ある口内炎とは?

口の中に「プチッ」と粒ができる症状を、口内炎といいます。口内炎は主に、「傷」が原因のものと、「体調不良」が原因のものの、2種類あります。

「傷から口内炎」ができる段階は、こうです。一部が欠けて鋭利になっている歯が、誤って口の中の表面にぶつかると、小さな傷ができます。そこに、煎餅やスルメイカといった硬い食べ物が当たると、炎症が起き、口内炎をつくってしまうのです。

これを「カタル性口内炎」といいます。「カタル(catarrh)」とは「炎症」という意味です。カタル性口内炎は、熱いものを口の中に入れて、やけどを起こした後に発生することもあります。歯槽膿漏など、口の中が不衛生なときにもできることがあります。赤ちゃんが異物をしゃぶると口の中が不衛生になりますので、注意が必要です。

カタル性口内炎は、痛みがそれほどなく、軽症で済むことが多いです。悪化させないように注意しましょう。しばらく硬いものを食べないことや、口の中を清潔に保つことが必要です。スパイスやレモンなど、口内炎を刺激するものもNGです。

もうひとつ気を付けていただきたいのが、歯磨き粉です。お使いの歯磨き粉の成分表をチェックしてください。「ラウリル硫酸ナトリウム」という成分が入っている場合、口内炎を悪化させる危険があります。

口内炎には、重症化するものもあります。それが、体調不良が原因で発症する「潰瘍性口内炎」です。名前に「胃潰瘍」の「潰瘍」が付いているくらいですから、注意が必要です。痛みが強いのが特徴です。会話がするのがつらくなり、発熱することもあります。口内炎の「粒」がたくさんできることもあります。

疲労やストレスが重なると、口の中の表面が荒れてきます。それを放置すると、潰瘍ができるのです。
口の中は、ストレスに敏感に反応します。口内炎は、体と心の悲鳴と考えてください。潰瘍性口内炎ができたら、仕事の量を調整したり、ストレスの原因を取り除いたりといった工夫をしてみてください。

口内炎

口内炎の対策

口内炎の対策として効果が期待できるのは、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンB6の3つです。3つの中で最も重要なのが、ビタミンB2 です。
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の成長を促します。口の中の表面は「粘膜」で覆われています。ビタミンB2が不足した状態で口内炎ができると、粘膜の回復が十分できなくなり、治りにくくなってしまうのです。

ビタミンB2は、アルコールを分解するときに、たくさん消費されてしまいます。「ビタミンB2をきちんと摂っている」人でも、お酒を飲みすぎると、口の中の荒れの修復に使うビタミンB2がなくなってしまうのです。

普段から「飲み過ぎかも」と感じている方は、口内炎ができているときだけでもいいので、アルコールを控えてみましょう。タバコも口内炎を悪化させることがあるので、禁煙に挑戦するいい機会ですよ。

しかし、ビタミンB2だけを摂取すればよいわけではありません。これがビタミン摂取の難しいところです。
たくさんの種類がある「ビタミンたち」は、互いに作用しあって効果を発揮します。ビタミンB2に活躍してもらうために、ビタミンB1とビタミンB6も摂る必要があるのです。
口内炎
ビタミンは、サプリメントでも摂れますが、できれば食材から摂る方が望ましいです。「多く含まれる食材」を紹介します。

ビタミンB2:うなぎ、牛乳、レバー、卵、納豆
ビタミンB1:玄米、タラコ、豚肉、
ビタミンB6:バナナ、サンマ、マグロ

口内炎は「小さな病気」と思われがちです。しかし、「何かが間違っている」ことで発生します。「間違いを正すこと」すなわち、生活習慣や食生活を見直すことで、改善が期待できます。

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