皆さま、こんにちは。神奈川県立がんセンターの病院長、酒井リカです。当院のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。私たちの使命は、患者さんとご家族の皆さまに寄り添い、最良のがん医療を提供することです。 当センターは1963年に開設された神奈川県立成人病センターを前身とし、1986年に神奈川県立がんセンターとして再編された、がん診療の専門病院です。昨年、開設から60年の節目を迎えました。この間、都道府県がん診療連携拠点病院として、「神奈川県のがん医療の中枢機関として、県内の医療機関と連携をはかり、県民に最良のがん医療を提供する」ことを病院の使命として、職員一同、尽力してまいりました。 2015年に開始した重粒子線治療や、2019年のがんゲノム医療拠点病院の指定により、当院のがん医療はさらなる進化を遂げました。手術、放射線治療、薬物療法を柱とするがん治療は、近年、日進月歩の発展を続けています。これらの治療を組み合わせることで、個々の患者さんにとって最適な集学的治療も提供しています。 手術治療では、胸腔鏡や腹腔鏡による内視鏡下手術やロボット支援手術により、低侵襲手術が広く行われるようになり、令和6年度からは手術支援ロボットを2台体制としました。当院では高精度放射線治療を含むX線治療、重粒子線治療、小線源治療、核医学治療も行っています。2024年5月末までに、3700人以上の患者さんに実施された重粒子線治療は、令和6年6月より保険適用が拡大されました。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤を含むがん薬物療法も重要な治療法として提供しています。また、県内のがん診療施設と連携し、がん遺伝子パネル検査とエキスパートパネル件数は全国でも有数です。 患者さんが安全で質の高い医療を受けられるよう、当院では多様な支援体制を整えています。患者支援部を中心に、高齢がん患者さんの診療体制の強化や、若年成人世代がん患者さんのサポートに取り組む多職種チームも機能しています。また、治療中や治療後の患者さんとご家族が安心して過ごせるよう、地域の医療機関との連携も一層強化してまいります。 令和6年7月には、日本医療機能評価機構病院機能評価による一般病院3の認定を受けました。病院が目指す、「患者さんに選ばれ、職員が生きがいと誇りを持てる病院」の実現に向けて、職員一同、一層邁進いたします。 皆さまの信頼と協力のおかげで、私たちは日々成長し続けることができています。“すべては患者さんのために”をモットーに、県内の医療施設と連携し、安全で質の高いがん医療の提供に努めてまいります。これからも、皆さまの健康と幸せを心から願い、ご支援とご助言を心よりお願い申し上げます。
総合内科専門医は、一般的な内科疾患全般に対応できる医師のことを指します。総合内科は、心臓、肺、腎臓、消化器、内分泌器、血液、感染症、アレルギーなど、広範囲にわたる内科的疾患を対象とし、診断や治療を行います。
総合内科専門医は、日本内科学会の認定を受けた医師であり、内科領域において高度な専門知識や技術を持っています。総合内科専門医は、患者さんの病状を総合的に判断し、必要な検査や治療を行います。また、専門的な治療が必要な場合には、他の専門医や病院などへの紹介を行うこともあります。
総合内科専門医は、一般的な健康診断や健康管理、予防医学などの分野でも活躍しています。また、地域医療においては、慢性疾患や高齢者医療などを中心に、幅広い役割を担っています。
掲載の医療機関情報は、ティーペック株式会社および株式会社イーエックス・パートナーズが独自に収集、調査を行ったものを基に構築しております。出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、掲載内容を完全に保証するものではありません。掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に利用者の方々にて必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。当サービスによって生じた損害について、ティーペック株式会社及び株式会社イーエックス・パートナーズではその賠償の責任を一切負わないものとします。 ※お電話での対応は行っておりません