2007年4月の開設以来、当院は地域医療の担い手として皆様から親しまれ、幅広い外来診療と共に、地域の中核となる急性期病院として多くの救急搬送を受け入れてまいりました。
「安心・信頼・貢献」これが、地域の皆様に対する、我々法人の理念です。当院の医師、看護師、多くの医療スタッフの日々の研鑚は、訪れる方々との信頼を築き上げてきましたし、それがまた医療人である我々の使命感、向上心にも繋がり、医療を通して地域の皆様方の安心感を育んで来たと思います。実際、病院内のスタッフ同士の風通しはよく、コミュニケーションが充実しており、数々の委員会も開かれて、どうすればもっと病院が良くなるかが、常時内部で話し合われています。
また、当院は臨床研修医制度にも取り組んでおり、守口生野記念病院の協力型臨床研修病院であり、関西医科大学附属病院や関西医科大学総合医療センターの臨床研修協力施設であります。関西医科大学附属病院の各診療科との繋がりも深く、整形外科や外科では救急患者などを含め、数多くの手術が手がけられております。病棟では数多くの看護学生が研修実習しております。当院は日本医療機能評価機構の認定病院でもあります。社会医療法人という、公的病院としての性格も有しております。
病院の変革・改善も進み、年々スタッフや最新医療機器の充実と共に、2015年に透析病棟が開設されました。2019年夏からは救急医療体制として待たれていた、脳卒中センターと循環器センターも始まりました。内科では、消化器疾患(胃腸疾患、肝胆膵等)を中心に、呼吸器疾患、神経内科疾患等、肝炎治療も専門的な治療がなされています。RFA(ラジオ波焼灼術)による肝癌の治療、外科での手術や化学療法も充実しております。
こうした医療行為は単独ではなく自科他科問わず、チームとしての連携、情報の伝達、互いの観察、思いやり、助言等が大事であり、こうした態度は医師をはじめとする当院医療スタッフの、普段の姿勢でもあります。さらには、すでに高齢者社会の最たる先進国である日本では、在宅診療についても医療を充実させていく必要がありますが、当院はこの面でも活躍しています。最後になりますが、以上のような事を述べたものの、現状で満足しているわけではありません。コミュニケーションを大事にする姿勢を堅持しながら、さらなる高みに邁進したいと思います。地域医療という面から、開業医の先生方とも同様に密接な関係を築いていく所存です。今後も、多面的に活動を充実させて、地域医療に使命感を持って貢献して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
院長 仲谷 信治
萱島生野病院
院長 仲谷 信治