網膜剥離の検査と治療
【眼底検査】
眼底検査は、網膜剥離にとって最も大切な検査です。点眼薬で瞳孔を開き、眼底の様子を調べます。硝子体出血などで眼底が見えないときには超音波検査を行います。
【視野検査】
見えない部分の位置を調べます。見えない部分と病変の部分は対応しています。
網膜剥離を治すには手術が必要となります。
網膜剥離の進行状態
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手術の種類
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手術の内容
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網膜に裂け目ができる | 光凝固術 | 裂け目に周囲をレーザー光でふさぐ(通院治療) |
液化した硝子体が裂け目に入り込み網膜が剥がれる | 網膜復位術 | 剥離した網膜を元の位置に戻す (約1~2週間の入院) |
網膜に裂け目が出来たときに血管から硝子体に出血する | 硝子体手術 | 出血によって濁った硝子体を取り除く (約1~3週間の入院) |