皆様初めまして、院長の松本です。 当院のHPに初めて辿り着いた方のために、当院の治療コンセプトや治療方針など、ここで改めてご紹介させていただければと思います。
様々なアレルギー疾患(アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎/結膜炎・気管支喘息)、関節リウマチなどの膠原病・自己免疫疾患、生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症)、婦人科疾患(子宮筋腫/内膜症・卵巣嚢腫)、そしてあらゆる悪性腫瘍(がん)。 これらの慢性疾患は、もちろん人類の歴史上古来から存在してきたものではありますが、現代において急増しており、その多くは「現代病」と言っても過言ではない状態になっています。
なぜこれらの慢性疾患は、この現代社会においてこれほどまで我々の間で蔓延し、多くの人々を苦しませているのでしょうか・・・?
その答えは、結局のところ我々の「生活習慣」や「生活環境」にあります。 我々が生きるこの現代社会は、産業革命やIT革命などを通じて劇的にその利便性は高まりましたが、何千万種類とも言われる化学汚染物質による深刻な大気汚染・土壌汚染・海洋汚染などが大きな社会問題となって久しく、また効率を求める社会システムの中で、我々にのしかかるストレスレベルは、以前とは比べものにならないほど高まっています。 つまり、現代社会に生きる我々が慣れ親しんでいる生活習慣や周囲の環境そのものが劣悪で、様々な化学物質で汚染されているために、それらが複合的に人体に対してストレスとなり積み重なった結果として、上に列挙した慢性疾患を生み出しているということです。
そして、あらゆる病気に関する基礎医学研究や臨床研究は、今この瞬間にも世界中の研究機関・医療機関で行われていますが、そのほとんどが病気に関連するとされる遺伝子や分子(タンパク質など)などを対象とした枝葉末節の研究に過ぎず、決して「根本治療」を目的にした研究とは言えないものです(木をみて森を見ず)。 それらの研究によって開発された薬剤が、これまで次々に市場に登場してきましたが、そのほとんど全てが疾患の症状や見せかけのデータや数値を良くするための、いわゆる“対症療法”(=アロパシー)に終始しています。 これはすなわち、上記疾患の専門家たちは本当の問題である我々現代人が置かれている生活習慣・生活環境には目を向けておらず、ライフスタイル全般を改善することによって根本治療を目指そうとはほとんど考えていないということに他なりません(*“専門家”というのは、常に枝葉末節の議論に終始しています)。
それでは、一体なぜ現代医療は“対症療法”に終始するだけで、根本治療を目指さないのでしょうか?
その答えは、そもそも「現代医学」というものが、機械論的生命観(=要素還元主義)をベースとして発展してきたものであり、人間を含めた生命が”複雑系”であるということを前提に考えられていないからです。 それゆえに、現代医学ではほとんどの慢性疾患が「治らない(根本治療できない)もの」として扱われてしまい、対症療法に終始する結果となっています(さらに言えば、その対症療法である現代医療が、支配層・権力者層が大衆を支配するために都合の良い道具であったという理由もありますが、ここではその詳細は触れません)。ですから、「生活習慣」や「生活環境」を改善させることなしには、現代病であるこれら慢性疾患の根本治療はあり得ないのだ、ということをここで強調しておきたいと思います。
さて、当院では1980年代に前院長が松本医院を開設して以降、アトピー性皮膚炎の脱ステ漢方治療を施すクリニックとして発展してきました。 そして、前院長の「あらゆる病気は自己治癒力で治すもの」という信念の下、アトピー性皮膚炎以外にもアレルギー性鼻炎・気管支喘息などのアレルギー疾患、関節リウマチをはじめとする膠原病や自己免疫疾患といった難治性疾患(難病)に対しても、できるだけ西洋医薬での対症療法には頼らず、漢方をベースに鍼灸や独自の生活習慣指導を組み合わせた治療を続けて参りました。 そして、前院長が行っていた治療によって多くの慢性疾患が改善・寛解・根治に導けることを見出し、40年の永きに渡りあらゆる慢性疾患や難病に対する治療実績をあげ、発展して参りました。 その前院長が築いてこられた伝統を引き継ぎ、今後も当院ではステロイドホルモン剤やその他の対症療法でしかない西洋医薬はできるだけ使用せず、漢方治療を主軸に置いた総合的(ホリスティック)な医療を提供し続けられるよう、さらに発展・進化していきたいと考えております。 また、医聖ヒポクラテスが人体の健康や病気の成立に外的環境を重視したように、当院では「生活習慣」や「生活環境」の改善をこれまで以上に取り組むよう患者さんに指導していきたいと考えています。 すなわち、「衣・食・住」から「睡眠」・「運動」・「レクリエーション(休暇)」まで含めた我々現代人の「ライフスタイル」全体を包括的に見直し改善することにより、あらゆる慢性疾患の根本治療に向けた方法論を、患者さん一人一人に提供していければと考えています。 当院に来院される患者さんが、一人でも多く心身共に健康で豊かな生活を取り戻すことができれば、私にとってこれ以上の喜びはありません。