耳原鳳クリニックのホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
2020年5月1日をもちまして池田信明所長から耳原鳳クリニックの所長職を引き継ぐこととなりました。私はこれまで長らく同法人事業所である社会医療法人同仁会 耳原総合病院で救急医療に従事していました。地域住民の皆さまをはじめ、近隣の医療機関、介護施設、保健行政の方々には大変お世話になっておりました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
当院は、リハビリテーション医療を特色とする耳原鳳病院から、2009年に耳原鳳クリニックに転換した経緯を持ちます。地域の皆様方に支えられながら、もともと病院であった利点を活かして多くの診療科と検査機器を有する高機能クリニックとして、地域に根差した外来診療、訪問診療、健診事業、介護事業などに取り組んでいます。血液検査では緊急に結果が必要な項目を短時間に判定できる臨床検査室を有し、各種エコー、X線CT撮影など、一般病院に匹敵する各種検査が可能です。また、急性期病院である耳原総合病院は同じ法人の事業所であり、手術や入院しての検査が必要な患者さんには緊密な連携を取りながら、当院を通じて耳原総合病院での適切な医療を提供することができますので、安心して当院に受診してください。
また当院には質の高い在宅医療を提供する訪問診療部があります。訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、訪問リハビリテーション部門、訪問栄養指導部門を有しており、チームの力で在宅医療を支えています。ぜひご利用いただければと思います。
私たちの医療機関は1950年の耳原実費診療所設立に端を発しています。耳原実費診療所は、お金がなければ医療にかかれない時代に「自分たちを診てくれる診療所を作ろう」と地域の人々が100円ずつお金を持ち寄り、設立されました。その設立理念を現在も引き継ぎ、私たちは「無差別平等の医療・介護・福祉」の実現のために日夜努力を続けています。その一つとして当院は無料低額診療事業に取り組んでいます。これは生計困難な方に無料または低額で医療を提供する制度です。貧困と格差が年々拡がる中、金銭的理由により医療機関受診を我慢し、手遅れの状態になる方が後を絶ちません。「救える命を救いたい」、これは私たちの切なる願いです。金銭的理由により受診を控えておられる方がいらっしゃいましたら、気兼ねなく当院に受診あるいはご紹介をいただければ幸いです。
超高齢化社会を迎え、地域包括ケアシステムを早急に構築する必要性が叫ばれています。これを私たちは「安心して住み続けられるまちづくり」ととらえ、施設間連携のみならず地域の方々との連携を積極的に進めたい考えです。私たちのパートナーである「健康友の会みみはら」は、地域の方々で構成され様々なサークル活動や健康を維持する活動を行っていただいています。医療・介護・福祉の枠組み内では手の届かない範囲まで、きめ細やかなサービスを地域の方たちに提供し、「この地にみみはらがあって良かった」と思っていただけるようなまちづくりを進めてゆきたいと思います。