はじめまして。2024年8月からのじり内科クリニックの副院長として働くことになりました野尻 優です。
初期研修終了後から10年以上に渡り消化器内科医として救急病院・大学病院で研鑽を積んできました。
消化器内科の中でも特に内視鏡のみで身体を傷つけることなく早期癌が根治可能なESD(内視鏡的粘膜下層切除術)を専門として、約300例の内視鏡手術を行い2000件近くに関わってきました。それまでの外科手術より低侵襲で治療が行えることで患者さんに喜んでもらえることにとてもやりがいを感じていました。
その時にいつも思っていたのは、病気の早期発見の重要性、そして予防医療の大切さです。これは胃がんや大腸がんに限った話ではなく、高血圧や糖尿病など生活習慣病も一緒です。病気が進行してしまうと侵襲的な治療が必要になったり、最悪治療しても治りません。もう少し早く来ていてくれれば良かったのに・・・と思う患者さんが本当にたくさんいました。
全ての患者さんが病気が無く、または早期発見して治療できることが理想です。現実的に全員は難しくとも、少なくとも当院に通院される患者さんには「もう少し早く相談してくれていれば・・・」という後悔をしてもらいたくありませんし、私も後悔をしたくありません。そうならない為に、みなさんのかかりつけ医として予防医療・病気の早期発見のお手伝いが出来ればと考えています。
医学的な指導として時には耳が痛いことも言うかもしれませんがみなさんの健康長寿のためを思ってやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
一緒に健康長寿を目指しましょう!!