『不知除自、不知充足』　2014年8月25日7時37分

世の中には自らを除くことによる幸福、充足していることの幸福を知らない人があまりに多すぎる。私はこのような人にとって実に邪魔な人間のようだ。自分にとって都合が悪く、面倒くさいからであろう。もう少し耳を傾けて聞いて下さればきっとわかってもらえて、あなた方が、とてつもない仕合せであることに気付くはずなのに、概ねの人々は私を邪険にする。おそらく多くの人と異なっていることは、四面楚歌にする格好の餌食だからであろう。多くの人と異なることがそんなに罪深いことなのだろうか？精神病院に入院している人々は、みな罪人のように扱われているが、その方々を誤った形で管理している人々こそ、極悪非道な罪人だと私は思う。被災地の人々は他人の悪口を決して言わない。何か力になれるのではないかといつも自分以外の人間の心配をしている。とても楽しそうに。雨風をしのぎ、霞を食べることが出来る幸せを満喫しているからだろう。すぐれた方々ばかりが居る被災地は、私にとって夢のような場所である。


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