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医療法人社団健永いずみ会
岩瀬クリニック

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2011年東北関東大震災、『気仙沼日記2014』(8月14日6時47分)

『当たり前のこと』 2014年8月14日6時47分

毎回ではあるが、あっという間の5日間であった。今回は初めて大きな口をあけて笑ったことのある気仙沼であった。友達になった多くの被災者とひとときの楽しい日々を過ごし、とてもしあわせだった。これから私も彼らもまた通常の生活にもどり、一生懸命に体、心、頭脳を尽くして直面する沢山の問題に立ち向かいながら生き抜いていかなければならない。それにしても気仙沼の人々は『生き上手』である。物事を複雑化せず、皆の得意分野をふんだんに活かし、
お互いに助け合い、自分の能力を有効に使っている。まるで気仙沼が一つの
進化した大きな企業のように思える。上司も部下もなく、自分以外の人の個性を把握し、頼ったり頼られたりしながら、いつのまにか企業のハーモニーが生まれている。そこには人間関係のストレス、不要な過度の気配り、自分を隠したり、人を疑ったりといったものが、皆目存在しない。私は幼少時から、他人によく言われて随分と傷ついた言葉がある。『素直すぎる』『バカ正直』『単純』『単細胞』etc  ではそうでない人は何を持っているのですか?僕にはない何を習得しているのですか?どのような技を備えているのですか? 『内緒話』『賄賂』『裏ワザ』『画策』『出来るふり、出来ないふり』『仮病』『聞いているふり、聞こえないふり』『疑惑』『陰謀』ああ、何でいくらでも出てくるのだろうか?美しいものに全身で感動し、言いたいことがあったら、大きな声で話す。自分より少しでも不自由な人を見つけては、真剣に頭を捻って改善策を模索する。ときには持ち上げ、時には引っ張り上げ、ときにはスクラムを組み、時には手を握り、そしてときには横に居る。そんなふうに自分以外を観て、対応していけば、必ず自分がしあわせな気持ちでいっぱいになるはずである。
私はこれからも『当たり前のこと』をするだけです。

ては、真剣に頭を捻って改善策を模索する。ときには持ち上げ、時には引っ張り上げ、ときにはスクラムを組み、時には手を握り、そしてときには横に居る。そんなふうに自分以外を観て、対応していけば、必ず自分がしあわせな気持ちでいっぱいになるはずである。
私はこれからも『当たり前のこと』をするだけです。



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