2011年5月３日（火）14時：

久しぶりにテニスをした。被災地から帰ると自分の幸福を痛感する。
仲間とスポーツを楽しみ、好きなものを食べて、自由に時間を過ごせることがこちらでは当たり前のようだが、実は毎日私はとても幸せであることを自覚するのである。以前に『ボランティアは自分のために行く』と聞いたことがある。それは現時点で分析すると二つの意味合いがあると考える。一つは自分がじっとしていられないから行くという意味、もう一つは帰った後の幸せを知っているからまた行くという解釈である。少なくとも今、私はこの二つである。
まるで他人の不幸を自分の幸せに置き換えているようで、気に食わないが実際そうなのだからしかたがない。情けない限りである。次の気仙沼は6月16日～19日なので、それまでにはもっと納得のいく理由で向かいたい。

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【記】
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