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医療法人社団健永いずみ会
岩瀬クリニック

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2011年東北関東大震災、気仙沼日記(4月30日3時30分)

2011年4月30日(土)午前3時30分:

午後はPC付属機器購入のためKsデンキに行った。場所が解らなかったが、誰に聞いても自分の仕事の手を休めて一生懸命教えてくれる。何度も思うが本当に東北の人たちはみな素朴でいい人ばかりだ。帰りに昨日調査した銭湯に行ってみた。最近再開したとのことで開湯前からお客さんが並んで嬉しそうに雑談している。前回も含めて今年始めて気仙沼で風呂に入った。かなり熱くてびっくりしたが、メンバー若手の文ちゃんが平気な顔をしていたので、やせ我慢して入ったら太ももとお腹が真っ赤になって熱傷Ⅰ度。帰り道にその話をしたらチームの年長、大月さんも熱かったようで、遠慮なくガンガンうめたそうだ。『文ちゃんは鈍いんだよ。』と大月さん。我慢して損をした。でも風呂上りはとても気持ちよかった。市民会館に戻ったら早速大月さんがお風呂効果か歳を押しての大活躍。普段は極楽トンボのような人だが、配膳の手伝い、ダンボールの解体、床のモップと手を休めず、更には外の洗い場に飛び出して、排水が詰まらない方法を炊き出しの人たちに指南。独楽鼠(こまねずみ)のように動く。私と同じでかなりの気分屋だがなぜか他人とは思えず可笑しくて、また思わずシャッター連写。終始付き合わされた文ちゃんは夕方にはグッタリしていた。午後4時になり、旭川医大の先生が帰るので申し送りを受けて、数人の外来を済ませる。夜8時過ぎると、看護師さんに一言声をかけてから3人で車に乗り、その日の反省会や東京に電話をしたりして1時間くらい過ごして会館にもどる。大月さんは昨夜と同じで車中泊。風邪をひかないといいのだが、寂しがりやの一人好きも私とそっくり。私は文ちゃんと廊下で寝袋。ひとしきり寝て目覚めたのでもう朝かと思ったら何とまだ午前2時、愕然として寝ようとしたが全く寝付けず、ついにディスプレイに向かってしまった。もう3時間以上こうしている。今、朝の5時50分、ぞろぞろと起床の音や声が聞こえる。今日も微力ながらお役に立ちたい。

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本日記は下記にて2011年4月2日より随時更新中です。
【記】
1)医療法人社団 健永いずみ会 岩瀬クリニックHP  http://www.hospita.jp/890/ 
2)母校 学校法人 日本医科大学HP http://home.nms.ac.jp/ 
  東日本大震災における本学卒業生の救援活動について 
3)母校 駒場東邦中学校、高等学校HP http://www.komabajh.toho-u.ac.jp/