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医療法人社団健永いずみ会
岩瀬クリニック

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2011年東北関東大震災、気仙沼日記(8月17日4時54分)

2011年8月17日4時54分:
『ボランティア仲間』
夏休みを利用して8/8~8/13まで気仙沼出向した。気仙沼市民会館を本拠地としているボランティアは私のほかに関東看護師中心のキャンナス、広島県福山市職員、奈良県宇陀市職員たちが常駐している。しかし今回気仙沼市民会館以外を本拠地としたボランティアで二つのグループと面識を持つことが出来た。一つは気仙沼市民会館に宝塚歌劇団の炊き出しを企画して来ていた『NICCO』、もう一つは港の『お魚市場』の待合室で出会った被災地「復興」花畑プロジェクトの面々である。『NICCO』は正式名、公益社団法人日本国際民間協力会で内閣府認定、国連特別協議資格団体である。京都府を本部として陸前高田を中心にこころのケアチームを結成して行動している。被災地「復興」花畑プロジェクトは東京に本部を持ち気仙沼と陸前高田を中心として若いグループを構成して活動している。私も今後は違った形でのボランティアになりそうなので他のボランティアグループと連携をとって活動することも視野に入れようと思う。今回帰京してからこの二つのグループとメール交換したので内容をここに載せることにする。

『NICCO』看護師、森尾寛之様とのメール交換 
件名: 今後ともよろしくお願い致します【NICCO 森尾】2011.8.12
岩瀬先生お疲れ様です。昨日気仙沼市民会館の玄関でお話させて頂いたNGOのNICCO看護師の森尾と申します。 先生にお会いし、お話させて頂いた中で大変勉強になる所が多く、HPも拝見し先生の活動に医療人としても、一人の人間としても感銘を受けました。 当団体は現在陸前高田でこころのケア事業を行っており精神保健福祉士、心理士、看護師からなるチームで動いております。今後は気仙沼でもニーズを調査し仮設住宅を中心に活動予定です。お忙しい中大変恐縮ですが、これからの気仙沼での活動時にお時間のある際にご助言等頂けたらと思い連絡差し上げた次第です。 今回は取り急ぎご挨拶まで。もし可能でしたら今後ともよろしくお願い致します。突然の不躾なメールで大変失礼致しました。
 
件名:こちらこそ宜しくお願い致します。岩瀬和泉@岩瀬クリニック 2011.8.15
NICCO 森尾 寛之様 皆様のすばらしい活動には頭が下がります。仮設中心の『こころのケア』となると医療機関と連携をとれば更に効率が上がると思います。気仙沼以外のことはわかりませんが、気仙沼市立病院遠藤渉院長や気仙沼で一番人気のある小高医院の小高庸一郎院長とは面識があるので、森尾様との面会紹介状を書くことは可能です。あとは各仮設住宅の責任者、市役所の担当ともお会いしたほうがいいでしょう。私は8/13に東京に戻りましたが、次回は9/22~25気仙沼出向を予定しております。その頃お出ででしたら是非帯同させて頂きたいと存じます。

被災地「復興」花畑プロジェクト、蓮勺朝子様とのメール
2011.8.12
昨日、お魚市場でお目にかかりましたGMJの蓮勺です! どうぞ宜しくお願いします。
2011.8.15
花畑プロジェクト蓮勺朝子様、湯川和典様、お疲れ様です。
先日は気仙沼港のお魚市場で思いもかけない出会いができて嬉しく思います。
私は避難所の一つ、気仙沼市民会館中心にボランティア活動を続けていますが、
避難所から仮設への移転が進み、私もこれからの活動を模索しています。
もし気仙沼での活動でお手伝いできることがあれば、お誘い頂きたいと存じます。
次回は9/22~25気仙沼出向を予定しております。

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本日記は下記にて2011年4月2日より随時更新中です。
【記】
1)医療法人社団 健永いずみ会 岩瀬クリニックHP  http://www.hospita.jp/890/ 
2)母校 学校法人 日本医科大学HP http://home.nms.ac.jp/ 
  東日本大震災における本学卒業生の救援活動について 
3)母校 駒場東邦中学校、高等学校HP http://www.komabajh.toho-u.ac.jp