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2011年東北関東大震災、気仙沼日記(9月21日6時16分)

2011年9月21日6時16分:

概ね準備を終えて明日7回目の気仙沼出向だ。今回は1ヶ月も間隔が空いたので向こうではいろいろあった。沢山の避難生活者から仮設決定の連絡を受けて嬉しかった。一人暮らしは恐らく出来ないあの二人はどうなっただろう。いい施設に入れたら良いのだが。今回もまた現地に着いてから市民会館の方々、仮設入居できずに市民会館にいる鎌田妙子さんに相談しながら何が出来るか考えるつもりだ。さて残念なことに福島の原発はいまだ暗礁に乗り上げている。もう少し今後の計画性を公表してくれると貢献の方法もあるのだが、いまだ不明点が多すぎるような気がする。私の長男が今月南相馬の大町病院に援助に行って来た。場所によって持参させたガイガーカウンターが強く振れたそうだ。更に今、巨大台風15号が東日本に向かっている。今朝のニュースでは名古屋市の住民の約半数100万人が避難勧告を受けているそうだ。今年は天災の当たり年なのか?天が国民全員に災害対策、研究、自覚を厳しく促しているかの如くである。国家の負担は著しいものだが、大切なことは国民一人ひとりの意識の問題だと思う。恐らく世界中の人々が今の日本に注目しているだろう。我々が誇りとしている高い技術、知識、愛国心、団結心を持って、何年掛けても被災前より美しい国家を築いていかなければならないと切に思う。自分以外の全ての生き物の幸せを祈る気持ちがあれば、ひとは行動に移すことで自らにときめきを感じ、必ず本懐を成し遂げることができると信じている。きっと人の幸せとはそういったところにあるのだと思う。

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本日記は下記にて2011年4月2日より随時更新中です。
【記】
1)医療法人社団 健永いずみ会 岩瀬クリニックHP  http://www.hospita.jp/890/ 
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  東日本大震災における本学卒業生の救援活動について 
3)母校 駒場東邦中学校、高等学校HP http://www.komabajh.toho-u.ac.jp/