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はんざわ歯科

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保険診療と自由診療

治療内容について

【歯の主な治療法について】
一般的によく用いられる方法として

  • インレー(詰め物)
  • クラウン(かぶせ物)
  • ブリッジ
  • 部分入歯
  • 総入歯

などがあげられます。

 

保険診療と自由診療の違い

【保険診療について】
保険診療の特徴
1.経済的な負担が少ない。
2.保険で定められた治療材料を使う。

<保険で定められた材料>
  • アマルガム
  • 14K金合金
  • 金銀パラジウム合金
  • ニッケルクロム合金
  • 銀合金
  • 硬質レジン
  • スルフォン樹脂
  • 陶材
などがあります。


保険診療の問題点
治療材料としてよくつかわれているアマルガムには、人体に害はないとされているものの、水銀を50%含み、またスズも微量ながら含んでいます。

スウェーデンではすでにアマルガムは治療材料として禁止されており、アメリカでも病気を引き起こすとして裁判となっている例もあります。


【自由診療について】
自由診療の特徴
1.保険診療より自己負担の金額が多い。
2.より人体に適合した治療材料を用いる。

<自由診療で使われる材料>
  • コバルトクロム合金
  • 金合金(18K、20K)
  • 白金加金
  • チタン
  • ハイブリットレジン
  • 陶材
などがあります。


また、これらの材料は機能性と耐久性に優れているため、

  • 見た目がよい
  • 金属アレルギーになりにくい
  • 強度があるため、長持ちする
  • 食べ物の味がそのまま楽しめる
  • 衛生的である

といった面があるのも特徴です。

自由診療の問題点
保険診療はどの歯科医院で治療を受けても、同じ治療であれば同じ金額の負担ですが、自由診療は治療方法や材料などによって費用が異なるため、事前にきちんとした説明がないと、予想外に費用がかかり、医師や医院への不信につながることになります。

 

歯の治療の注意点

歯の治療は、歯だけの治療ではありません。最近の研究で、歯の健康は体全体の機能と密接に結びついていることがわかってきました。

例えば咬み合せが悪い場合だと、筋肉や神経のゆがみから脳神経疾患の起因となり、高血圧・生理不順・不整脈・胃腸疾患・無呼吸・関節症などにつながるという報告もあります。

また詰め物や入歯が合わない場合では、 金属から発生する微電流に起因する身体失調や、持続的ストレスによりアトピー性皮膚炎・花粉症・リウマチ・膠原病などを引き起こす可能性が指摘されています。

 

望ましい治療方法について

保険診療と自由診療は、器具・技術・材料により異なります。きちんとカウンセリングを行い、保険診療と自由診療の違いを充分理解された上で治療法を選択することが、一人一人に合った治療を行う最善の方法です。

 

自由診療の治療例

【治療方法について】
インレー
虫歯で穴のあいた部分や欠けた部分を清潔にし、詰め物を行う治療です。

クラウン
大きな虫歯を治療した際、残存部を保護するためにかぶせ物で覆う治療です。

ブリッジ
歯が抜けた部分に代わりの人工歯を作って、残っている両端の歯にブリッジ(橋)をかけるように修復する治療です。

【治療材について】
金合金
柔らかく加工しやすいのがK特徴で、人体にも最も害のない金属といわれています。24K金では柔らかくて噛む力に耐えられないため、18K金や20K金の金合金が用いられます。
インレー、クラウン、ブリッジに使用します。

白金
金とプラチナの合金です。人体への影響がなく、費用も金合金より高くなります。
インレーに使用します。

チタン
人体への影響がなく、耐久性にも富んでいるため、今最も注目されている金属材料です。
インレー、クラウン、ブリッジに使用します。

ハイブリットレジン
強度、弾性に優れた樹脂材料です。瞬間衝撃に強く、破損しづらい長所を持っています。
インレー、クラウン、ブリッジに使用します。

セラミックス
強度、弾性に優れた陶器材料です。金属を全く使わないため変色やアレルギーの心配もありません。きれいで明るく透明感も優れているため、天然歯と同等の美しい仕上がりになります。
インレー、クラウン、ブリッジに使用します。

メタルボンド
金属の上にセラミックを焼き付けて作製されます。耐久性や強度に優れ、変色しないというメリットがあります。
クラウン、ブリッジに使用します。