血圧が気になる方へ
高血圧症とは
正常血圧とは収縮期血圧が120mmHg未満で、かつ拡張期血圧が80mmHg未満を言います。
血圧は体のさまざまな条件に合わせて調節されていますが、何らかの原因で血圧調節のメカニズムが狂ってしまうと、高血圧症になってしまいます
血圧とは「心臓から送り出された血液が血管(動脈)の壁を押す力」のことで、体の隅々まで必要な血液を十分送るために必要な圧力です。血圧は心臓が送り出す血液の量(心拍出量)と、血管の抵抗(末梢血管抵抗)とによって決まります。
血圧には、心臓が血液を送り出すために収縮したときの血圧(収縮期血圧)と、心臓が次に血液を送り出すまでの間に血液を溜め込むために拡張した時の血圧(拡張期血圧)とがあります。血圧は通常、収縮期に最大となり、拡張期に最小となります。
収縮期血圧が120〜129mmHgまたは拡張期血圧80mmHg未満を正常高値血圧、収縮期血圧が130-139mmHgまたは拡張期血圧が80-90mmHgを高値血圧と言います。
高血圧の診断基準は、診察室にて収縮期血圧140mmHg 以上、拡張期血圧90mmHg以上、家庭血圧で収縮期血圧135mmHg 以上、拡張期血圧85mmHg以上です。
一方、高血圧の治療目標は診察室では収縮期血圧130mmHg未満 、拡張期血圧80mmHg未満、家庭血圧では収縮期血圧125mmHg未満 、拡張期血圧75mmHg未満に変更されています。
日本人には高血圧の人が大変多く、4,300万人が罹患しているとされますが、ガイドラインに示された至適血圧を達成できている人はわずか27%(1,200万人)にすぎません。高血圧を治療しないで放置すると、動脈硬化が進み,やがて心臓病や脳卒中等を引き起こし、最悪の場合は命を落とす事になります。したがってサイレントキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれています。