医療法人社団埼玉光明会 東大沢整形外科内科リハビリテーションクリニック のブログ

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肩の疾患 腱板損傷・断裂

腱板損傷・断裂(けんばんそんしょう・だんれつ)


【症状】
  ・肩から上腕の外側にかけての運動時痛と、安静時痛や強い夜間痛を認めることも多いです。
・肩を挙げる途中での痛み、完全断裂では力が入りにくく、肩の挙上困難が典型的です。
・五十肩(肩関節周囲炎)がなかなか治らない場合に、腱板断裂がある可能性もあります。

【部位】
肩の表面には三角筋という大きな丸みのある筋肉で覆われています。その下方にはインナーマッスルと呼ばれる小さな筋が4つあります(回旋腱板)。その付着 部は腱性組織となり、上腕骨頭を囲んでいます。最も傷みやすいのが、上方に位置する棘上筋腱です。
腱板の厚みの全体に断裂が及ぶ完全断裂と一部が断裂する部分断裂があります。

【なぜ痛くなるの?】
腱板が断裂するとその上下の滑液包、関節包が強い炎症を起こし腫れたりします。その為、動かさなくても痛みが生じます。
肩を挙げるには、三角筋と腱板の共同作用、バランスが大切です。腱板損傷により、そのバランスが崩れると肩の運動軸(求心性)がブレて、傷みやすい状況に なります。肩の上方を覆う骨の肩峰と腱板が衝突して炎症、痛みが生じます(インピンジメント症候群)。

まず保存療法が(3ヶ月)が選択されま す。完全断裂でも、症状の改善する場合があります。
また、部分断裂の一部で治癒することが報告されています。しかし、完全断裂した場合には、自然治癒することはほとんどなく、また時間と共に断裂部は拡大し ます。

【東大沢整形外科内科での治療および治療方針】
①薬物療法
外用薬(湿布薬や塗り薬)、内服薬(消炎鎮痛薬)、関節内注射(ヒアルロン酸や局所麻酔薬・ステロイド薬)
②物理療法
温熱、電気治療、鍼などによる除痛、治癒の促進
③理学療法
拘縮予防の関節可動域訓練と腱板訓練が中心です。
④損傷の程度が大きく、長時間除痛が得られない場合や、腕が上がらない生活 に不自由が強い場合には手術療法が選択されます。その時は、患者様と相談の上当院提携病院を紹介致します。

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