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医療法人社団埼玉光明会
東大沢整形外科内科リハビリテーションクリニック

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肩の疾患 鎖骨骨折

鎖骨骨折(さ こつこっせつ)

【症状】
鎖骨部の変形や腫れ、圧痛、運動障害(肩の挙上困難)が特徴的です。

【部位】
鎖骨中1/3での骨折が約7割、外側が約3割、内側は数%とされています。

【なぜ痛くなるの?】
大半が転倒や転落による肩外側の打撲で発生します。

鎖骨の骨癒合は良好で、多少の変形治癒に も機能障害を残さない事から保存療法が原則です。
但し、不安定型の外側骨折や早期の社会復帰、スポーツの復帰が求められる場合には、手術療法が選択されます。

【東大沢整形外科内科での治療および治療方針】
①固定

胸を張った姿勢を保つよう鎖骨バンドで固定します。
平均で約4週間固定します。
初診時より、1週ごとにレントゲン撮影し再転位がないか確認します。
②薬物療法
痛みに対しては痛みを減少させる作用のある薬を処方します。
③物理療法
温熱、電気刺激療法、鍼などによる消炎鎮痛
④理学療法
関節可動域訓練、関節モビライゼーション、腱板訓練、筋力増強訓練など

(日常生活で注意すること)
鎖骨バンドはわきの下へ強い圧迫が起こらないよう注意する。
肘関節の屈伸やボール握り運動は、早期から行うことができます。