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じゅん矯正歯科クリニック

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矯正治療の装置


一般的には以下の装置を使って、歯並びを治していきます。また噛み合わせの
状態によって附加的に別の装置を使うこともあります。

■可搬式強制装置(取り外し可能な矯正装置
1999年米国align(アライン)社が開発した取り外し式の透明なクリアタイプの矯正装置です。噛み合わせの状態をCTスキャンによりコンピュータ上に再現し、その状態にあったアライナーを最近CAD/CAM(光造形)技術を用いて15~25個作製し、それを2週おきに交換していくことによって歯並びを綺麗にしていきます。最も注目を集めている矯正治療方法です。現在(06年4月)の時点でアライン社より認定を受けているのは全国でも 200医院ほどしかありません。詳細はアライン社のHPをご覧下さい。
【利点】見た目がよい、違和感が少ない、取り外しが出来る
【欠点】治療できる噛み合わせが限定される。治療期間がかかる
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■MYOBRACE(トレーナーシステム&マイオブレイス)

口呼吸・舌突出・不正な嚥下など筋機能癖を改善し、歯列の正常化を行う装置。自分で簡単に取り外しができるマウスピース型の矯正装置。幼児用(2~5歳)の装置から、混合歯列(6~10歳)、永久歯列(10歳~)のタイプがあり、小児の矯正治療に威力を発揮します。使用時間は夜間と昼間1~2時間使用するのみ。
【利点】昼間外しておける、筋機能の改善ができる、後戻りが少ない
【欠点】基本的に小児の矯正治療に適応、重度の不正咬合には不適
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■Clear snap
最新の低摩擦&低矯正力の装置です。従来の装置にプラスチックの蓋を被せるタイプです。
【利点】装置が白く見た目がよい、従来の装置に比べ歯の動きが良い
【欠点】基本的には目立たないが、ワイヤーが見えてしまう
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■DEMON3(デーモンブラケット)
最新の低摩擦&低矯正力の装置です。DEMON2に比べると半分がプラスチックになり見た目が良くなりました。セルフライげーションブラケットといって、ブラケット自体に蓋がついているタイプです。
【利点】歯の動きがとても良く、治療期間を短く出来る。違和感・痛みが少ない
【欠点】装置に金属が入るため見た目が悪い。
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■STB Lingual(STBリンガル)
従来の裏側矯正装置に比べて格段に小さくなりました。これによって違和感や発音が改善されています。また低摩擦のメカニクスを導入し、歯の動きも良くなっています。
【利点】装置が歯の裏側に付いているので、全く見えない。従来の舌側矯正装置に比べ小さく、違和感が少ない。
【欠点】費用が高い。表側の装置に比べると期間がかかる
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■Muh shield(ムーシールド)
3歳から使用できる取り外し式の受け口用矯正装置。夜間はめておくだけで受け口が改善していきます。
【利点】夜間のみの使用で受け口改善
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