私は中高生の頃、八重歯やガタガタした歯並びに悩み、人前で笑うことに少し抵抗がありました。矯正治療によって歯並びが整っていく中で、笑顔が自然に出るようになり、気持ちも前向きになれたことを今でもはっきりと覚えています。そんな自身の経験から、「同じように悩む子どもたちの力になりたい」という思いが芽生え、矯正歯科の道を志しました。
大阪大学歯学部に進学し、同大学院博士課程を修了しました。
7年間にわたり大阪大学歯学部附属病院の矯正科で研鑽を積み、300件以上の症例に携わってきました。小児矯正はもちろん、外科的処置が必要な難症例や骨格性の不正咬合など、幅広い症例経験があります。
特に、これまで大阪大学歯学部附属病院での連携を通じて、通常の矯正治療では難しいとされるケースにも数多く取り組んできました。実際に、「他のクリニックでは治せないと言われた」と相談に来られた患者様も多く、その期待に応える形で治療を完了してきた実績があります。また、学生指導や歯科技工士専門学校での講師経験を通じて、日々技術と知識を磨いてきました。