こんにちは。あや乳腺外科クリニックの院長、山口絢音です。
2025年7月、私自身が暮らす高槻の地に乳腺専門クリニックを開院致します。
これまで大学病院などで乳がんの診療・研究に携わってきた経験を活かし、地域の皆さまが気軽に安心して通える場所をつくりたい、そんな想いから開院に至りました。
私は兵庫県神戸市出身で、阪神淡路大震災では震度6の揺れを経験しました。あのとき、たくさんの方々が人を助けるために動いていた姿に心を動かされ、「人の命を守る仕事をしたい」と思ったのが、医師を志したきっかけです。
京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院で初期研修を行い、もともとは内科を志していましたが、研修の中で外科に魅力を感じるようになりました。中でも乳腺外科は、検診から診断、手術、薬物療法、その後のフォローアップまで、患者さんと長く関わっていける診療科です。女性の患者さんから「同性の先生で安心した」「相談しやすい」といったお声をいただくことも多く、自分にとってこの分野が天職だと感じるようになりました。
その後は乳がん治療の最前線を学ぶため、京都大学の乳腺外科に入局し、大学院ではトリプルネガティブ乳がんという難治性の乳がんについて研究を行いました。その間に出産・育児も経験しながら医学博士を取得。京都大学病院では助教として診療・教育・研究に携わりました。
こうした経験の中で、私はずっと感じてきました。「もっと早く見つかっていれば…」「少しでも早く相談してくれていたら…」―― そんな場面が、実は少なくありません。乳がんは、早期に見つけられれば治療の負担も軽く済み、生活への影響も小さくできます。でも、検診はつい後回しにしがちですし、相談先がわからず不安を抱えたまま過ごしている方も多いのが現実です。
だからこそ、「気になることがあれば、まずここで相談してみよう」と思っていただける、身近であたたかいクリニックをつくりたいと思いました。
あや乳腺外科クリニックでは、乳がん検診や乳腺の病気に関する診察・検査はもちろんのこと、患者さんおひとりおひとりの気持ちに寄り添った丁寧な説明を心がけています。検診結果で「要精密検査」と言われた方、不安な症状がある方、再発フォロー中の方、どんな段階の方も、どうぞ気軽にご相談ください。
私自身、二児の母として家事や育児に追われる日々を過ごしています。だからこそ、忙しい女性が健康を後回しにせず、自分の身体と向き合える時間をつくってほしいと心から願っています。
皆さまの心に寄り添えるクリニックを目指し、スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。