家庭医療は、患者の性別・年齢・臓器とらわれず、日常よく出会う健康問題を幅広く担当する医療分野です。
最近では総合診療とも言われますが、私は自分の専門を「家庭医」と長く名乗ってきました。
家庭医の診療は、日常よく出会う病気やその予防・健康相談などについて、赤ちゃんからお年寄りまで、性別・臓器や病気の種類を問わず対応することを得意としています。
私自身は「これはうちの科ではないですね」と言わないことが、家庭医を特徴付ける態度の一つと考えています。内科・小児科を標榜とはしていますが、日常の健康上の問題点について気軽にご相談ください。
もちろん専門性の高い問題点については然るべき分野の専門医の力を借ります。かつ紹介しておしまい、ということではなく、時にはみなさまの心配事や質問を専門医に取り次ぐパイプ役として、患者さまの顧問医として診察を続けます。
「かかりつけ医」という言葉からもっともイメージされやすい医師であるかもしれません。継続してお付き合いすることで、患者さまの状況や背景、いま最も気になっていること等をふまえ、最善の対応で皆様の健康に貢献できれば幸いです。