私は学生時代から緩和ケアに強い関心を持ち、外科医として診療に携わりながら、緩和ケアを学び実践してきました。広島県緩和ケア支援センターやイギリスのホスピスでの研修を通して、多職種が連携しながら患者さま一人ひとりの人生に寄り添う医療の大切さを学びました。
また、複数の医療機関で緩和ケアチームの立ち上げに携わり、緩和ケア病棟から訪問診療まで幅広い形で緩和ケアに関わってまいりました。こうした経験を重ねる中で、緩和ケアは「人生の最終段階だけの医療」ではなく、病気と向き合うすべての時期において、その人らしく生きることを支える医療であると感じています。
精神科医 エリザベス・キュブラー・ロス は、「患者は最期の瞬間まで希望を持つ。希望がなければ人は生きられない」と述べています。苦痛を和らげることはもちろん、その人の言葉にならない思いにも丁寧に耳を傾け、希望を支えながら、「その人らしい時間」を過ごしていただけるよう寄り添うこと——それが私の大切にしている医療です。
当クリニックでは、病気を「治す」ことだけでなく、日々の生活や人生そのものに寄り添う医療を心がけています。地域の皆さまが安心して相談できる、身近な存在でありたいと考えています。どんな小さなことでも、どうぞお気軽にご相談ください。