令和3年4月に院長に就任いたしました。
みくるべ病院は平成7年に設立され、歴代院長の下、入院を中心とした精神科医療を脈々と提供して参りました。私が入職した平成22年以降、病院の一つの特徴としてアルコール依存症を中心とした治療プログラムを開始し、様々な方々の御協力のおかげで、平成30年10月より神奈川県から依存症専門医療機関に選定されるまでになり、神奈川県西部のみならず、県全域、県外からも広くご紹介を頂くようになりました。
当院は今後、依存症治療を最大の特徴としながらも、認知症を含む精神科疾患全般に対し、できる限りのスピード感と専門性、親切心をもって、一生懸命対応していきます。そして、患者さんや御家族と私共の間で、やさしさを分かち合えるような温かい治療関係を作っていきたいと考えています。
私が考える「病院としての親切」は、思いやりをもって、相手の立場に立って、治療と回復に役立つこと、本当に必要なことを毅然と自信をもってやりぬくことです。
粘り強く、親切なスタッフとともに、「みくるべ病院を受診してよかった」と思ってもらえる病院作りをしていきます。
皆様の暖かいご支援を、何卒、よろしくお願い申し上げます。