私は大阪大学医学部を卒業後、市立豊中病院での研修を経て、外科・呼吸器内科・循環器内科・精神科・救急など幅広い分野を経験し、医師としての基礎を積みました。その後は放射線治療専門医としてがん診療に携わりつつ、慢性疾患や呼吸器疾患、神経難病など様々な患者さんの診療に関わってまいりました。
そうした臨床経験を重ねる中で、病院という枠を越えて「自宅で安心して過ごす医療」の大切さを強く感じ、2016年に守口市で「たいようさんさん在宅クリニック」を開院いたしました。
当院では、がんをはじめ、糖尿病や高血圧などの慢性疾患、認知症、ALS・パーキンソン病・多系統萎縮症といった神経難病、さらに慢性呼吸不全や在宅酸素療法、人工呼吸器管理など、長期にわたる在宅療養が必要な方を幅広くサポートしています。患者さんとご家族が安心して生活を続けられるよう、24時間体制で寄り添い、地域と連携しながら支えています。
また、医療は「治す」だけでなく「防ぐ」ことも重要です。肺炎予防、栄養・口腔ケア、骨折予防などの取り組みを通じて、日々の生活の中から病気を防ぎ、より良い暮らしを守ることを大切にしています。
病気の治療にとどまらず、その人らしい人生を支えることが私たちの使命です。今後も地域の皆さまが在宅で健やかに、そして安心して暮らせるよう尽力してまいります。