私の父が難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたことによって、私自身、医療者であると同時に介護者としての役割を果たすことになり、それが当クリニックを開設するきっかけとなりました。そして、自分自身の介護経験も踏まえ、「ナーシングホームこもれび」、「こもれび訪問看護ステーション」、「こもれびケアプランセンター」などの事業も立ち上げて、患者さまやそのご家族へのサポート体制の強化に努めてまいりました。
現在では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のオンライン診療や、緩和ケア・痔・脳神経の各専門的な診療、自費診療など、新たな取り組みも進めています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、日中の眠気や疲労、集中力低下などを引き起こし、放置すると高血圧・心疾患などのリスクが高まります。一般的なSASの治療法であるCPAP療法は高い効果が見込めますが、忙しい働き盛りの方々にとっては定期的な受診が難しいという問題がありました。そこで、当クリニックではオンライン診療を開設し、治療に繋がりやすい体制を整えています。
また、痛みをコントロールする緩和ケア外来や痔外来、神経難病や認知症を扱う脳神経外来なども設置し、様々なニーズにお応えできる環境づくりを進めています。ほかにも、患者さまからのご要望で始めた各種自費診療など、少しでも皆さんの力になれることがあればと日々医療サービスの向上に努めています。
これまで、「八尾市で在宅医療といえば松本クリニック」といわれることを目指して地域の方々と共に歩んでまいりました。これからは在宅医療や介護に加え、病気を未然に防ぐ予防医療にも力を入れていきたいと考えています。そして、どんな不調にもハードとソフトの両面で対応できるクリニックとして、八尾市の医療を支える存在になりたいと願っております。