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C型肝炎の新治療法

C型肝炎ウィルスが感染して発症するC型肝炎は、肝臓がんの原因の約8割を占めるといわれています。
自覚症状がほとんどないため気づかないうちに病気が進行し、治療が困難になる例が多くありますが、2011年11月に新しい薬が発売され、従来の薬では効きにくかった患者でも治療効果が期待できるようになりました。

<C型肝炎の進行>
■C型肝炎ウィルスに感染(体内ウィルス生息率約70%)
→急性肝炎(60%~70%が慢性肝炎へ)
→慢性肝炎
→肝硬変
→肝がん

<現在の治療法>
■注射薬「ペグインターフェロン」と飲み薬「リバビリン」の2剤を併用
・体内にウィルスが少ない「2型」向き
・日本人に多い「1型」には効果が得られにくい

<新治療法>
■2011年11月発売の「テラプレビル」を従来の方法に併用、3剤で治療を行う。
・ウィルスが自分のコピーを作って増殖するのを妨げる働きがあり、高い治療効果が期待できる。
・治療期間が短縮される(1~1年半→半年に短縮)

<注意点>
以下の強い副作用を伴うことがある。
■貧血
血液中のヘモグロビンが減って貧血が深刻化することがある。
■発疹
皮膚に発疹が現れることがある
・中程度の発疹が出る確率34%、やや重い発疹11%
・治療から1ヶ月以内に発疹が現れる確率約8割
■他薬との飲み合わせ
・高コレステロール血症などの持病があると、服用している治療薬の種類によっては、どちらかの薬の血中濃度が上がりすぎて副作用が強くなる恐れがある。
・睡眠導入剤の一部なども飲み合わせがよくない。

C型肝炎は、慢性化すると肝硬変や肝臓がんに進行してしまう怖い病気です。
副作用は気になりますが、どの程度なのかは実際に治療をしてみないとわかりませんし、持病の薬でも、飲み合わせが悪くない別の薬に切替ることで肝炎治療に悪影響を与えずにすむケースも少なくありません。
慢性肝炎になってからの期間が長い高齢者では、がんになるリスクも高いため、治療が不可欠です。
現在、新しい治療が受けられるのは肝臓専門医のいる医療機関に限られるとのことです。当院では肝臓専門医療機関との連携もありますので、御相談下さい。

「2012年1月6日(金)日本経済新聞夕刊より抜粋」

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