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医療法人社団 博雅会
大江医院

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睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時に呼吸停止、または低呼吸になる病気を指します。睡眠中の頻回の中途覚醒や脳の不眠により、昼間の集中力の低下、押さえきれない眠気などを起こす病気で、最近では高速バスや自動車、電車による人身事故の一部に運転手の睡眠時無呼吸が関連していた可能性が指摘されています。また身近なところでは、コントロールが困難な高血圧症の中にこの病気が関連していることがある点も指摘されています。上記の他にも様々な症状を起こします。
睡眠中の筋弛緩により気道が閉塞されることが原因で、特に肥満の方に多く、肥満の方の発症リスクは非肥満者の3倍以上との報告もあります。
家族により発見されることが多いのですが、家族に病気に関する情報が少ない場合や同居者がいない場合は病気の発見が遅れ、事故の発生や高血圧などの生活習慣病の悪化を来すことがあるため、早期に発見することが必要です。