帝塚山病院は昭和38年に帝塚山人間ドッグとして開設し、昭和63年『医療法人健友会 帝塚山病院』として新たに開院しました。
開院以来高齢者医療を中心に地域に根付いた医療を目標に行ってまいりました。そしてこの度平成24年5月1日に『医療法人健友会 帝塚山リハビリ病院』を開院いたします。
回復期リハビリテーション病院という制度は病床数が欧米諸国と比較し非常に多い急性期病床を削減することで、稼働率アップによる医療資源を有効活用するとともに、療養型病床群に入院することによる医療費の拡大を抑制し在宅復帰を目指すための橋渡し的役割として、平成12年度に世界的にもユニークな医療制度として新設されました。
脳卒中や大腿部骨折、廃用症候群などと、ある程度限定された病気の患者様が急性期病院より転院し、決められた期間で医師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)及び言語聴覚士(ST)らの支援で集中的な訓練に取り組む病院です。わずか10年程度で6万床程度まで急速に増加し、急性期から回復期そして維持期(生活期)という機能分担が確立しつつあります。
そこで我々は不幸にして疾病や事故で障害を負われた患者様一人一人に対して
- 質の高いリハビリテーション医療を提供すること
- 病気や入院による身体的・精神的ストレスを癒す場を提供すること
- 住み慣れた地域で安心して生活できるよう、生活自立への支援を行くこと
を目標に頑張っていきたいと考えています。