みなさま、当院のホームページへようこそ。
整形外科というと、どんなイメージでしょうか?主に運動器を扱う科なのですが、美容外科と勘違いされたり、あまり命に関わりない科と思われているのではないでしょうか?
近年人生100年時代と言われてますが、その長い人生の中で、果たして怪我をしないで生きている人はどのくらいいるでしょうか?スポーツ、通勤通学、散歩、買い物、旅行、家事の最中などなど、人間が動物である限り、生活していく上で大なり小なり怪我することはどうしてもあります。そういった怪我に対して整形外科は特に比較的大きな怪我を治療(手術)することを主として発展してきました。また手術しない方法として安静や痛み止めで経過をみることしかできませんでした。そこにリハビリテーションという概念が入り、器械による物理療法や運動療法が組み合わせれるようになりました。
2023年現在、日本は世界に類をみないペースで高齢化の波が押し寄せています。そういう状況下では従来通りの方法だけでは限界が来るのではないでしょうか?
そういう疑問が我々整形外科医には問われている、と私は考えます。
みなさんと一緒に、一人ひとりがまず自分の身体の状況や限界を知り、怪我の予防をしていくことが重要ではないでしょうか?
また残念ながら怪我をしてしまったら、安静だけでなく先鋭のリハビリテーションや再生医療を用いて早期に復帰するように手伝うことができないか?
そういったことを皆さんに提案し、一緒に怪我に強いからだ(體)を作っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。