藤が丘病院は、昭和大学の建学の精神である至誠一貫に沿って、「使命感をもった医療人の育成と地域医療への貢献」という理念を掲げて1975年7月に開院しました。
藤が丘病院は横浜北部地域における中核病院としての機能が求められています。この要望に応えるためには高度医療の供給が可能な病院力を備える必要があります。これはただ単に設備面での充実だけではなく病院スタッフが一丸となった総合的な病院力の向上が求められており、これにより良質な地域医療への貢献が可能であると考えます。
藤が丘病院は従来の専門分野ごとの診療体制だけではなく、3次救急に対応する救急救命センターの他に脳卒中ホットライン、循環器ホットラインを設けて救急疾患に対して24時間の対応体制をとっています。
さらに、地域の中核病院として地域の診療所・クリニック等では対応の困難な専門的な治療や高度な検査、手術等を行う「地域完結型医療」の中心的役割を担う地域医療支援病院として近隣医師会との協調して地域医療に貢献していきます。そのため、充実した地域医療連携推進室や総合サポートセンターを整備しております。
また、地域がん診療連携拠点病院として専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行っています。
医療安全や感染対策を中心とした病院機能の整備・維持、さらに大学病院としての研究面におけるリーダーシップや最新医療の提供など、藤が丘病院およびリハビリテーション病院に課せられた責務に応えるため努力しております。