口腔外科で診療可能な病名一覧 78件
1~10件を表示
口底蜂巣織炎
口底蜂巣織炎とは、炎症があごの下や舌の下にある組織など広範囲に広がる病気です。虫歯や歯周病などからの感染が主な原因で、口腔底と呼ばれる口の底が赤く腫れて舌の動きが悪くなります。嚥下障害や唾液が外に...
実質性舌炎
実質性舌炎とは、舌炎の種類の1つです。舌に炎症が起こることを舌炎といいますが、舌だけではなく口腔粘膜に炎症が出る場合もあります。そして、舌の内部に実質的な炎症が起きると、この実質性舌炎となります。こ...
顎関節内障
顎関節内障は、顎関節症の一種で、口の開閉時に雑音がしたり口を大きく開くことができない病気で、関節面の緩衝材である関節円板の異常で起きる状態を指します。あごの関痛や著しい関節雑音、開口障害が特徴とし...
口舌ジスキネジー
口舌ジスキネジーとは口の周囲の無意識な不随意運動がおこる病気です。黒質線状体、脳内の神経伝達物質の働きの異常によるものが原因となっています。脳の異常が原因となるほかには入れ歯などの不具合のせいで起...
歯髄炎
歯髄炎は歯髄神経と血管が通っている「歯髄」が何かの原因により炎症を起こして、激しい痛みを伴う症状です。知覚過敏と症状が酷似しており、知覚過敏もその1つと考えても良いかもしれません。主な原因は虫歯での...
顔面骨折
顔面骨折は顔のいずれかの骨が骨折した状態を指します。顔の骨には前頭骨、眼球などがおさまっている眼窩、鼻骨、頬骨、上顎の骨、下あごの骨などが組み合わさった形を成しています。転倒したり強くぶつけるなど...
顎変形症
顎変形症とは、顎の骨の大きさや形が異常な状態をいいます。上顎前突症、下顎前突症、開咬症、顔面非対称、下顎後退症など様々な症状があります。程度も人によって異なり、手術が必要な場合もあれば、歯列矯正で...
顎関節症
顎関節症とは、あごの関節異常や物を飲み込んだりするときに使う筋肉の異常などに用いられる症例名の総称です。あごが開きづらかったり、口がうまく開けられない、という異常を自覚している場合は注意してみまし...
口内炎
口内炎とは、口腔内や舌、唇の内側などの粘膜にできる炎症の事です。噛んでしまったり不正咬合による歯の刺激などから起こったり、ビタミン不足やストレスでもできてしまう事があります。また、ウイルスや細菌に...
舌苔
舌苔は舌の表面に付着する白く苔のような垢を指します。これは舌の上皮細胞がはがれたもので、たんぱく質や細菌を主成分としており口臭の原因にもなります。歯に付着する汚れのである歯垢とも似ている点が特徴で...
「口腔外科」について
口腔外科は、口腔や顎面領域における疾患や障害の治療を専門とする医療分野です。一般的には、歯科医師が行う歯の治療に加えて、口腔内の腫瘍や嚥下障害、口唇口蓋裂や顎変形症などの口腔外科疾患に対して手術的な治療を行います。
口腔外科には以下のような治療が含まれます:
- 歯の抜歯やインプラント手術
- 歯周病や口内炎の手術的治療
- 口腔内の腫瘍や嚥下障害の手術
- 顎の手術的矯正や顎変形症の治療
- 口唇口蓋裂の手術治療
口腔外科は、一般的には歯科医院や大学病院などで行われます。患者の症状や状態に合わせて、適切な治療を提供することが重要です。