自己免疫性肝炎

自己免疫性肝炎とは、AIHと省略される指定難病であり、助成制度の対象となります。

肝臓を機能させるための肝細胞を、何らかの原因から自己免疫が破壊してしまうことから発症してしまいますが、多くの場合では自覚症状が見受けられず、偶然検査の結果で見つかるケースが多いでしょう。

代表的な症状としては全身に見られる倦怠感や食欲不振、疲労感が挙げられます。

男性でも女性でも発症例は見られますが、主に女性が発症するケースが多く、特に中年女性に患者が多いでしょう。

原因が不明であることから根本的な治療法が見つかっておらず、ステロイド投薬などによる免疫抑制療法が施される傾向にありますが、それらの治療も受けずに放置してしまうと、命に関わるほどの進行を見せます。

肝硬変から肝不全となり、予後不良となる方も少なくはありませんので、自覚症状が軽かったとしても定期的な検診が必要です。

また、治療を開始すると自覚症状が見られた患者さんでも症状が軽くなりますが、自己免疫抑制療法を行ったとしても、根本的な治療法と言い切れないのは前述いたしました通りです。

自己判断で治療を中断してしまうと、抑制した自己免疫が活発化して再び肝細胞を破壊してしまうケースがあるため注意が必要です。

参照:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/113
http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hiromu/new_page_18.htm
http://www.kansikkan.jp/disease/09.html