特発性拡張型(うっ血型)心筋症

特発性拡張型心筋症とは、原因が明らかになっていない、心臓が膨らむ心筋の病気です。

特定疾患に数えられている難病であり、根本的な治療法は心臓移植以外確立されていません。

ドナーが見つからない場合には予後不良の病気として考えられますが、症状を軽くする薬やペースメーカーによる治療法なども進歩している関係から、個人個人に適切な治療を施すことによって日常生活を送ることも可能とされています。

症状が進行して重度と判断された場合には、突然死に至る可能性が高まるため、より慎重で効果的な対策法が求められます。

一般的には食事制限や水分制限、できる限り安静にする形で様子を見ますが、重度の場合には投薬が行われる傾向にあるでしょう。

特発性拡張型心筋症は、発症すると主に以下の自覚症状が見られます。

・動悸
・疲労感
・呼吸困難
・胸部圧迫感
・胸痛

特発性拡張型心筋症を発症した場合、発症後5年での生存率は76%と言われており、心不全や不整脈によって死に至るケースが多い病気です。

また、以下に該当する場合には予後が悪化する可能性があります。

・男性
・家族歴
・年齢の増加
・心胸比60%以上
・左室内径の拡大
・左室駆出率の低下
・NYHAⅢ度の心不全

出典:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/3986
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/heart/pamph62.html
http://www.med-nagoya-junnai.jp/disease/disease10.html#02
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000089947.pdf