重症筋無力症

▪️重症筋無力症の概要・原因・治療法

重症筋無力症とは、同じ筋肉を何度も動かしていると力が入らなくなったり、まぶたが重く下がってくる症状が特徴的な難病です。

日本全国には1万人以上の患者登録数があり、主に50代以上の男性、30~50歳前後の女性の患者さんが多く見られます。

人の身体にはアセチルコリンと呼ばれる、脳からの指令を神経から筋肉に伝える役割を果たす物質がありますが、そのアセチルコリンを自己破壊してしまう抗体が生まれることにより、指令が円滑に伝わらず筋力の低下が起こります。

筋肉がある箇所であればどこにでも症状が現れる可能性があるため、手足や目の動きだけではなく、口の動きや日常生活にも支障が出る可能性も高いでしょう。

重症筋無力症はアセチルコリンの抗体が生まれることにより発症しますが、なぜアセチルコリンの抗体が生まれるのか、その原因はいまだにはっきりしていません。

重症筋無力症は抜本的な治療法は確立されていませんが、神経から筋肉への伝達力を増強する対症療法と、血液浄化や抗体の発生・除去を目的とした免疫療法が一般的です。

難病と指定されていますが、現代の医療技術では医師が経過をちゃんと見ていれば命に別状はない病気とも言えます。
早期に受診し、主治医と相談しながら経過を見守ってみてください。

参照:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/120
https://www.jbpo.or.jp/mgs/about/about01.html
http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/mammal.dir/mg/page1.html
http://www.mgjp.org/medical/