血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)

TTPと略されることも多い、血栓性血小板減少性紫斑病は、血液を凝固させる役割のある血小板が活性化されることにより、血栓となって様々な症状を引き起こす難病です。

血小板減少・溶血性貧血・腎障害・発熱・動揺性精神神経症状の5徴候が見られることにより、血栓性血小板減少性紫斑病が進行していると判断されます。

発症した患者は主に以下の諸症状を自覚する傾向にあります。

・発熱
・倦怠感
・食欲不振
・歯茎や鼻からの出血
・めまい
・頭痛
・尿量の減少

これらの症状が見られる血栓性血小板減少性紫斑病は、先天性と後天性の病気に分けられます。

先天性の場合、両親が保因者であることから遺伝しますが、両親に症状は見られません。

後天性の場合、発症しても遺伝することはありませんが、薬の投与などが原因となり肝臓で生成される酵素が減少、もしくは欠乏することによって発症します。

患者数の約95%が後天性の血栓性血小板減少性紫斑病とされており、幼児期から老齢期まで幅広い年代の方が発症しています。

治療法としてステロイド療法や血漿交換療法、抗血小板療法が挙げられますが、特に先天性の場合には根本的な治療法は確立されていません。

後天性の場合、早期発見と血漿交換療法により治療成果が向上していますので、自覚症状が見られた場合には医療機関の受診が推奨されます。

出典:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/87
https://www.shouman.jp/disease/details/09_14_025/
https://www.pmda.go.jp/files/000144085.pdf

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