特発性血栓症

特発性血栓症とは、人の体内にある血液凝固の働きが過剰にならないための因子、血液凝固制御因子が生まれつき欠乏していることにより見られる病気です。

本来、人の身体は出血した際に血を止める働きをする血液凝固因子があり、その凝固の働きが過剰にならないように血液凝固制御因子が存在します。

しかし、血液凝固制御因子が欠乏することにより、体内の血液が血栓となり、様々な症状を引き起こすことになるのです。

特発性血栓症の代表的な症状は以下の通りとなります。

・脳出血
・梗塞
・脳静脈洞血栓症
・電撃性紫斑病
・静脈血栓塞栓症

遺伝性の血栓性素因に限ると、乳幼児から成人まで幅広い年代の患者が見受けられます。

日本全国で2000人ほどの患者数がいると言われており、乳幼児や小児期よりも成人期のほうが発症する人数は多いでしょう。

遺伝性であることから両親の染色体から遺伝する病気ですが、発症するきっかけや時期、症状の重度には個人差があることから、具体的な原因は未だ明らかにされていません。

そのため、根本的な治療法も確立されておらず、体内に作られた血栓を取り除く手術、もしくは抗凝固薬を投与するのが一般的な治療法と言えます。

出典:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/5419
http://www.nanbyou.or.jp/kenkyuhan_pdf2013/s-ketueki2.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rinketsu/58/10/58_2087/_article/-char/ja/

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