自己免疫性溶血性貧血

自己免疫性溶血性貧血とは、自身の身体に対する抗体(自己抗体)が作られることにより、赤血球が破壊されて貧血をきたす難病です。

本来、抗体は細菌などから身を守るために作られますが、なぜ自己抗体が作られ、赤血球が破壊されてしまうのかは明らかにされていません。

自己免疫性溶血性貧血は、発症すると貧血の他に以下の症状が見られるケースが多くなります。

・発熱
・全身衰弱
・心不全
・呼吸困難
・意識障害

発症する性別に大きな差はなく、年齢も成人して発症するケースもあれば、子どもや高齢者が発症することもあります。

自己免疫性溶血性貧血の根本的な治療法は未だ確立されていませんが、一部は自然経過で治癒します。

しかし、基本的には副腎皮質ステロイド薬を投与し、経過観察を行うことになりますので、処方された薬剤の量を自身の判断で増減させることなく、長期的な目線で治療と向き合わなくてはなりません。

最悪の場合、死に至る可能性も考えられる難病ですが、その確率は決して高いとも言えず、発症から5年での生存確率は約80%、10年での生存確率は約70%と言われています。

ただし、高齢者が発症すると予後不良となりますので、根本的な治療法の確率が急がれている病気と言えるでしょう。

参照元:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/114
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000089910.pdf
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%85%8D%E7%96%AB%E6%80%A7%E6%BA%B6%E8%A1%80%E6%80%A7%E8%B2%A7%E8%A1%80

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