特発性大腿骨頭壊死症

▪️特発性大腿骨頭壊死症の概要・原因・治療法

特発性大腿骨頭壊死症とは、大腿骨の上部に位置する大腿骨頭が壊死してしまう、厚生労働省指定の特定疾患です。

大腿骨頭が壊死してしまっても、すぐに股関節に痛みが生まれることは基本的にありません。
壊死した箇所が歩行などによって圧迫、つぶれることにより痛みが徐々に大きくなっていきます。

痛みの発症までは時間の誤差がありますが、症状が進むと歩行時のみならず、安静時にも痛みを覚えるでしょう。
また、痛みは股関節に覚えるケースが多くなりますが、場合によっては腰痛や膝痛を覚えるケースもあります。

特発性大腿骨頭壊死症の原因は明らかにされていない部分もありますが、大量の飲酒やステロイド剤の服用が関係しているケースも考えられ、該当する方は注意が必要です。
しかし、飲酒もステロイド剤の服用も一切しない方でも発症する例があり、より詳細な発症原因の究明が進められています。

治療法は年齢や職業など、患者の状況や進行度によって異なる傾向にありますが、一般的には2通りに分けられるでしょう。

1つは保存療法で、飲酒やステロイド剤の服用がある方や、症状が比較的軽微な方に用いられる傾向にあります。
対照的に、予後が悪い方などは手術に踏み切るケースも考えられるでしょう。

大腿骨内反骨切り術、大腿骨頭回転骨切り術、人工関節置換術の手法が用いられることが多くなるので、意思と相談した後に治療方針を決定するのが望ましいと言えます。

参照元:
http://www.nanbyou.or.jp/entry/160
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/femur_head_necrosis.html
https://bit.ly/2UAw7vh
http://www.twmu.ac.jp/IOR/diagnosis/kougenbyo/ctd-complications/avn.html