脊髄空洞症

■脊髄空洞症の概要・原因・治療法

脊髄空洞症とは、本来脳や脊髄の外側にある脊髄液と呼ばれる液体が、脊髄の中に入ってしまい空洞ができる病気のことです。
脊髄の中に液体が入り内側から圧迫されることによって、感覚障害など様々な症状が発生します。

患者数は日本全国で数千人ほどしかいませんが、症状の進行が比較的緩やかな難病であることから、実際には調査結果以上の潜在患者がいるのではないでしょうか。

脊髄液が入り込むことから脊髄に空洞ができているように見える脊髄空洞症ですが、人によっていくつかの原因が考えられます。
代表的な原因がキアリ奇形と呼ばれる、小脳・脳幹の一部が大後頭孔を超えて脊柱管内に落ちてしまっている病気ですが、他にも脊髄損傷などが挙げられるでしょう。

自覚症状がないうちは様子観察となるケースが見受けられますが、空洞が大きくなるにつれて症状が進行し、投薬では症状を抑えられなくなることも考えられます。
その場合、病状の進行停止・改善を目的とした外科手術が執り行われる傾向にありますが、あくまで根本的な治療ではなく空洞を縮小する手術でしかありません。

期待に沿った回復が実現する可能性もありますが、神経症状などが術後も続くケースも見受けられるでしょう。

参照元:http://www.nanbyou.or.jp/entry/133
http://www.neurospine.jp/original34.html
http://plaza.umin.ac.jp/~chang/diseases/Syringomyelia/syrinx.htm
http://www.akita-noken.jp/pc/patient/spinalcord/id2088.php
http://www.kameda.com/patient/topic/spinal/16/index.html