産科で診療可能な病名一覧 65件
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前期破水
前期破水とは、陣痛が始まらないうちに、羊水が外界に出てしまうことを言います。妊娠末期に転んだり、重いものを持つなどして急激に腹圧をかけた時、羊水過多症や、胎児の位置の異常、巨大児、狭骨盤などの原因...
多胎妊娠
多胎妊娠とは、一度の妊娠で複数の胎児を妊娠していることで、なぜそのような事が起こるのかというと、元々母体の卵子が複数個排卵されている場合や、一つの受精卵が分裂をして多胎となる場合もあります。一つの...
月経様出血
月経様出血というのは妊娠の初期症状であり、生理の時と同じような出血がおこります。これは、ほとんどの人が生理との見分けをつけることが難しく、見た目は見分けがつきません。それゆえ月経様出血という名前が...
産褥熱
分娩の際に生じた傷からの細菌感染を産褥熱といいます。ブドウ球菌、大腸菌、連鎖球菌、肺炎双球菌などが原因となるので、産婦に触れるもの全ての滅菌と消毒、局所の消毒が必要となります。軽度のものは、分泌物...
低置胎盤
胎児は子宮の中で胎盤で母体とつながっていますが、この胎盤の位置に異常が見られるケースがあります。低置胎盤はそうした胎盤の位置の異常のひとつで、胎盤が子宮口にはかかっていないながらも正常な状態に比べ...
機能性出血
機能性出血とは月経以外の子宮内膜からの出血のことです。卵胞ホルモンと黄体ホルモンンの分泌のバランスが崩れることが原因になります。消退出血と破綻出血の2通りがあります。消退出血はエストロゲンやプロゲス...
頭血腫
頭血腫とは、赤ちゃんが、出産時に産道から出てくるとき、頭蓋骨を覆っている骨膜の一部が剥がれてしまい、血液が溜まり膨らんだものです。出血は、骨膜と頭蓋骨の間で起こります。生後数日のうち、徐々に腫れて...
胎児ジストレス
胎児ジストレスとは、子宮内の胎児の呼吸や循環機能が障害された状態で、妊娠中や分娩中に起こる胎児機能不全をいいます。原因は、臍帯因子(へその緒の異常)胎盤因子(前置胎盤など)子宮因子(子宮破裂や過強陣痛)...
羊水塞栓症
羊水塞栓症は分娩中や分娩直後にまれに起こる病気で、急激な血圧の低下や呼吸困難によるショック状態を起こします。分娩中に羊水が母体の血液に入ることは珍しくないのですが、ごくわずかな人にとっては羊水の成...
臍帯巻絡
臍帯巻絡とは臍帯つまりへその緒が胎児に巻き付いてしまっている状態の事で、臍帯のトラブルのうち大半を占めています。もちろん分娩時の胎児にとっても大変危険な状態です。分娩における2割強がこの状態を伴って...