性器ヘルペス

初診に適した診療科目

性器ヘルペスはどんな病気?

性器ヘルペスとはSTD(性感染症)の一種です。
ヘルペスウイルスにより発症する感染症です。ヘルペスウイルスには二種類あり、1型と2型があります。

この病気は、感染しても全員に強い症状が出るわけではありません。
症状としては性器に赤いぶつぶつや水ぶくれなどができます。初感染の場合は症状が重く再発の場合は症状が軽いのが特徴です。

主な症状

性器ヘルペスは、女性は外陰と膣の入り口、男性は亀頭、包皮、陰茎体部に最も多く見られます。ウイルスに潜伏期間があり、感染後2~12日程度で発症します。

症状は、ひりひり感やむずがゆさ、痛みなどがあり、赤いブツブツができ、水ぶくれになり、それが潰れて潰瘍になります。

初感染の場合は、激しい痛みを伴います。免疫力の低下や局所的な損傷などで再発を起こしますが、初感染の時より痛みは軽減します。

主な原因

性器ヘルペスの原因は主に人との接触です。初感染の場合は、ほとんどが性行為でうつります。

セックスの相手の性器にできていたヘルペスが主な感染源となります。口唇ヘルペスのウイルス が性器に感染し、発症することも あります。そういう場合は口でおこなう行為も控えたほうがよいのです。

主な検査と診断

性器ヘルペスは、患部を視診により診断します。

主な治療方法

性器ヘルペスの治療方法は、抗ウイルス薬の内服をします。
初発の場合であれば、5日から10日間の投薬が必要になってきます。
重症になってしまった場合であると、抗ウイルス薬の点滴が必要になることがあります。

再発は体力や免疫力が衰え、繰り返しやすくなると言われています。
出来るだけ、規則正しい生活を送り免疫力をつけておきましょう。
再発を繰り返す場合は、毎日抗ウイルス薬の内服を続ける再発抑制療法をおこなうこともあります。