尿道下裂ニョウドウゲレツ

尿道下裂はどんな病気?
尿道下裂は陰茎の先天的な異常で、尿の出口が陰茎の先端まで届いておらず、その近くに外尿道口 が開いてしまっている病気です。約1000人に1人割合で、軽度の場合では亀頭部手前のくびれあたりにあり、高度になると陰茎の付け根や陰嚢に外尿道口があり、陰茎は下向きの形をとります。治療は手術による形成手術が行われ、正常な排尿と将来の性生活の為にあります。

尿道下裂の症状
尿道下裂は外見の違和感に始まりさまざまな症状が見られます。尿道が通常より短く、尿の出口が陰茎の先まで届いていないため排尿時に尿が飛び散ってしまいます。そのため立った状態での排尿が困難になる場合が多く見られます。また、陰茎が曲がっていることがほとんどなので、まっすぐ勃起することが難しく膣内に上手く射精出来ない場合があり、性行時の妨げとなるのです。

尿道下裂の原因
尿道下裂とは陰茎腹側面に欠陥の発育に欠陥があり、その近くに下尿道口が開いている状態のことです。男児の外陰・尿道の先天的な病気です。環境ホルモンの影響が原因であると考えられています。陰茎亀頭の発達はアントロゲンによって促進され、12~15週の間に1本の尿道になります。このときに男性ホルモンの作用に障害が生じると発症すると考えられています。

尿道下裂の検査と診断
尿道下裂の検査方法は、尿画排出される出口が陰茎の先端から根元側の部分で、陰茎が下に向いないか、尿道の奇形がないかを調べます。高度の尿道の下裂にくわえ、精巣のある睾丸に触知しないといった場合には、外性器全体に異常になった伴羽化の可能性があるために性分化異常の可能性を調べる方法として染色体の検査や精巣の機能検査をおこないます。

尿道下裂の治療方法
尿道下裂の治療法は、外科手術が主です。この手術の目的は、陰茎をまっすぐにすることと尿の出口を亀頭の先端部に持ってくることです。これは、陰茎の屈曲がひどくない限り、一回の手術で3~4時間で終わります。亀頭部が小さい場合は、手術前に男性ホルモンを少量投与することで、亀頭の発育を促し手術をしやすくします。手術を受けるのが子供であっても、この男性ホルモンの投与は安全と考えられているので心配ありません。

尿道下裂の初診に適した診療科目

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