副腎腫瘍フクジンシュヨウ

副腎腫瘍はどんな病気?
副腎とはちょうど身体のみぞおちの付近で、背中側に位置する臓器です。内分泌臓器として、体の様々な部分からの指令によりホルモンを分泌し、身体をバランス良く保ったりしています。この副腎の一部の細胞の中で増殖したものが、副腎腫瘍です。副腎には様々な細胞がありますので、その細胞の性質により症状は様々です。症状により、外科的な手術や内科的手術を行います。


副腎腫瘍の症状
副腎腫瘍は腫瘍が過剰にホルモンを作ることによって引き起こされるため、症状はホルモンの種類によって異なります。ホルモンが生産されない腫瘍の場合はほとんどありません。ただ、悪性のものだと背中の痛みを感じることがあります。クッシング症候群では高血圧や免疫低下が起こることがあります。褐色細胞腫ですと頭痛や便秘、高血糖を引き起こします。

副腎腫瘍の原因
副腎腫瘍の原因については、機能性腫瘍、非機能性腫瘍とともに、現在は、はっきりとした解明はまだなされていない段階ではありますが、褐色細胞腫の一部にはRET遺伝子と呼ばれるガン遺伝子の異常がもとで発生することがわかっています。多発性内分泌腫瘍症という、この病気が最初の発端であるとも言われてもいます。多発性内分泌腫瘍症は単独での病気でもあります。

副腎腫瘍の検査と診断
副腎腫瘍の検査方法は、スクリーニング、確定診断、局在診断の三段階で行われます。特に高血圧の方を対象に外来で血液検査を行いスクリーニング陽性を診断します。確定診断は入院になりますが、腫瘍の大きさや位置、周囲組織との関係を調べるためにCT、MRI、エコーなどの画像検査を行います。局在診断では副腎静脈サンプリング検査を行います。

副腎腫瘍の治療方法
副腎の腫れと炎症を抑える効果がある抗生物質を投与すれば、副腎腫瘍の症状を改善させることができます。腫れが治らない時は、腫れ上がっている副腎の腫瘍に放射線を当てて、腫瘍の細胞を死滅させる事が出来ます。放射線を当てる治療法なら、抗生物質を使うよりも効果的に副腎の腫瘍を治すことが可能です。抗がん剤との併用で、短期間で副腎の治療を終える事が出来ます。

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