尿道結石 ニョウドウケッセキ

初診に適した診療科目

尿道結石はどんな病気?

尿管は膀胱から両わき腹にかけて通っており石が詰まることで激痛が走ります。魚やアルコール飲料の中にプリン体が多く含まれているのを摂取すると体の中に石ができやすくなり尿道結石となることがありますから水分はよく取るようにして体の中に石を溜めないようにする必要があります。結石にかかると再度なりやすくなるため汗が出たときは石を尿管に作らないように水分補給しておくようにします。

主な症状

尿道結石の症状としてあげられるのは、尿に血が混じりることです。目で見て明らかにわかるぐらいの血尿の場合もあれば、見ただけでは色の変化が分かりにくい場合もあります。また、尿が濁ったり、熱が出ることもあります。それから、突発的な激痛に襲われる事があるのも特徴です。慢性の場合は鈍痛が続き、尿の通過に問題があるため、腎臓が腫れています。

主な原因

尿道結石の原因として考えられるのは主に食生活です。バランスの乱れた食生活によりシュウ酸やカルシウムの体内バランスが崩れた結果、結石が生じると言われています。これは摂取が過剰になっても、欠乏になっても結石につながると言われています。また、摂取する水の成分によっても発症率が異なるという研究結果が発表されています。糖質を含む飲料水の過剰摂取もきっかけに成りえます。

主な検査と診断

尿道結石の検査はさまざまあります。一般的な方法は尿検査です。血やタンパクで陽性反応があると可能性があ ります。ただし、尿検査では他の疾患の可能性もあるため、二次検査が必要になります。腎エコー検査もあります。様子を画像化し、結石の位置や大きさを知ることができ る。エックス線検査では、造影剤を使って腎臓や尿管をレントゲン撮影し、結石の有無を観察する検査方法で、位置や大 きさを確認することができます。

主な治療方法

尿道結石の治療法は、10mm未満の石ならば水分摂取を心がけ、鎮痛剤や利尿剤を使って、自然排出するまで経過観察することがあります。その他の治療としては、体外衝撃波結石破砕術を行うのが最も体の負担が少ない治療です。この方法は、衝撃波を使って結石を破砕し、尿と一緒に排出させる方法です。結石が比較的大きい場合は、経尿道的尿管砕石術で尿道口からワイヤーを入れ、直接結石を細かく破砕する方法があります。